取材・文：ameri
撮影：佐々木康太
編集：杉田穂南／マイナビウーマン編集部
生き霊・死霊を見ることができるピン芸人・シークエンスはやともさん。2016年に『女性自身』にてコラム「ポップな心霊論」の連載を開始し、数々のテレビ番組で有名人の霊視を行うなど、“霊が見える芸人”として一躍有名になりました。
生き霊によって運気が左右されることもあるとのことで、新生活が始まる人が多いこの時期、上手に運気をコントロールする方法を教えてもらいました。恋愛運、仕事運に続き、最後は金運についてもお話してもらいます！
■開運させるにはお金の概念を取り払うのが大切
お金の概念から解き放たれると金運は上がります。「矛盾してない？」と思う方もいると思いますが……。
前提として、お金というのは抽象概念でしかないもの。紙には何の価値もないのにも関わらず、なぜか人間は紙幣に価値があると思い込んでしまっているわけです。そしてその“紙”を手に入れるために、必死になりますよね。
対するお金持ちは“紙”ではなく「資産」を手に入れようとします。
よく若手芸人がお金持ちと共演したり食事に行ったりして「貯金いくらあるんですか？」と尋ねますが、金運が高い人にとってはもはや“貯金”という概念ではないんですよね。彼らは資産がどれだけあるか、その資産の中で人生をどうやって回していくのが楽しいかな……と考えている。このように“お金”という概念が取り払われた人こそ、金運が上がっていくと言えます。
■“いやらしさ”や“やましさ”の念を感じないコンテンツを作ることが資産につながる
僕はYouTuberの友だちが多いのですが、YouTubeで儲けている友だちに話を聞くと、本当にお金に執着していない。
彼らは「お金儲けをしたい」ではなく、「楽しいことをやりたい」「みんなにこんなすごいものを見せたい」という気持ちが先走っていて、その結果として、何百万回再生されてお金が戻ってくる。こういった循環になっているんですよね。
一方で、「お金が欲しい」という気持ちからお金をつぎ込み、大きなセットを組んだり人手を借りたりして撮影すると、その“いやらしさ”や“やましさ”が念や生き霊のように出てしまうわけです。それが見る側にも伝わってくるから、少しうがった見方をしてしまうんですよね。
YouTuberに限らず全職種で、“いやらしさ”や“やましさ”の念を感じないコンテンツを作れるかどうかが大切だと言えると思います。
顕著な例をあげるとするなら、ディズニーですね。今は分かりませんが、始まった当初のディズニーはまさにそうだったと思います。きっと予算は度外視。1本のアニメーションを大借金しながら作っていたはずです。ウォルトディズニーは「お金儲けがしたい」から始めていないじゃないですか。しかし結果、現在の令和5年に至るまで莫大な資産を生み続けていますよね。
お金が欲しいからやり始めると、金運も上がりませんし、おそらく儲かりません。「どれだけ楽しんでもらえるかな？」という気持ちから物事をスタートすると、プラスの念や生き霊が飛んでいき、結果的に大金が入ってくるはずですよ。
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