マンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シルバは、チームメートのフランス代表DFバンジャマン・メンディに向けて送信したツイートが人種差別的であった疑いがあるとして、イングランドサッカー協会(FA)からの調査を受ける見通しとなった。英メディア『BBC』が伝えている。
B・シルバは現地時間22日に、メンディの少年時代と思われる写真と、スペインのチョコレートブランド「コンギートス」のマスコットキャラクターを並べた画像をツイッターで投稿。「誰だと思う?」とコメントを添えていた。
メンディ自身も返信を行い、B・シルバの投稿を楽しんでいる様子を見せていた。だが他のユーザーからは人種差別的であるとする批判のコメントも集まり、B・シルバのツイートは投稿から約45分後に削除されたとのことだ。
B・シルバとメンディはシティ加入前にモナコでもチームメートとしてプレーしており、親しい友人同士だとされている。B・シルバは最初のツイートの削除後に、「最近では友人と冗談も言い合えない…」と投稿している。
FAではB・シルバのツイートに対して調査を行い、今後の対応を決定することになると見込まれている。21日のワトフォード戦ではハットトリックを達成してシティの8-0の大勝に貢献したB・シルバだが、ピッチ外では思わぬトラブルを引き起こしてしまった。