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「グラングリーン大阪」南館が来年3月に開業へ
三菱地所など9社は、2013（平成25）年3月に廃止された梅田貨物駅の跡地「うめきた」を再整備した「グラングリーン大阪」南館の開業日を2025年3月21日に決定したと発表しました。
地下化される前の梅田貨物線（画像：写真AC）。
「グラングリーン大阪」は、大阪駅に直結する「うめきた公園」を中心とした再開発プロジェクト。この公園は大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模です。
敷地は南街区と北街区に分かれており、三菱地所を代表企業とする9社JVが開発を推進しています。2024年9月6日には、北街区と公園の一部が先行まちびらきを迎えました。
南館は55店舗の商業施設、ホテル「阪急グランレスパイア大阪」、MICE（カンファレンス、多目的ホール）などで構成。大型テナントとして、食と文化を体験できる大規模フードマーケット「タイムアウトマーケット オオサカ」や「うめきた温泉 蓮」などが入ります。
うめきたエリアでは、2013年に「グランフロント大阪」が開業。それから貨物駅の廃止後も残されていた梅田貨物線は地下化され、JR大阪駅に地下ホームが設けられるなど、大きく変化しました。「グラングリーン大阪」は「グランフロント大阪」に続く2期開発という位置づけで、両者はデッキでつながっています。
南館の開業後は、2027年春頃にうめきた公園後行工区（ノースパークの一部）がオープンし、2027年度に全体まちびらきを迎える予定です。
