東京を代表する橋の一つ、隅田川の「永代橋」(中央区ー江東区)が大きく変わりそうです。警視庁は2024年12月2日、永代橋を含む永代通りの約250m区間について、通行方法を変更すると発表しました。
永代橋名物「中央線が変わります」廃止へ
東京を代表する橋の一つ、隅田川の「永代橋」(中央区ー江東区)が大きく変わりそうです。警視庁は2024年12月2日、永代橋を含む永代通りの約250m区間について、通行方法を変更すると発表しました。
〇と×で通行帯が示される永代橋(画像:写真AC)。
永代橋の区間では、時間により中央線の位置を移動させ、上下線の車線数を切り替える「中央線変移システム」が導入されています。橋のトラスには、通行できる車線が「○」「×」で示されています。
この変移システムを廃止し、終日「上り3車線/下り2車線」で固定に。中央線の位置は変化しなくなります。
運用変更は2025年1月12日(日)7時からです。
こうした中央線変移システムの多くは、限られた道路幅で交通を円滑にするために役立ってきました。しかし、交通状況の変化などに伴い、2021年に江戸川区の船堀街道で、2024年10月には品川区の中原街道で廃止されるなど、近年は数を減らしています。