バス優先信号制御システムの導入を目指して。
国道2号の2交差点で実施
連節バス「Port Loop」の定時性向上へ向けた実証実験。写真はイメージ(写真AC/大藤碩哉撮影)。
大手信号機メーカーのコイト電工は2024年11月12日(火)、バス優先信号制御システムの導入を目指し、神戸市で実証実験を行うと発表しました。市と神姫バスが運行する連節バス「Port Loop(ポートループ)」の定時性向上に向けたものだとしています。
バス優先信号制御システムは、バスの位置情報を全地球航法衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)によって把握し、特定の交差点に近づいたら自動で信号が制御され、最大10秒程度、青信号(右折矢印)が延長されるというもの。こうすることで、バスが優先的に通行することが可能となります。
試験導入されるのは、信号の待ち時間が長い国道2号の京橋交差点(東進右折)と弁天町交差点(東進右折)。期間は2024年11月18日(月)から12月22日(日)までです。