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カワサキ「W」シリーズは何がスゴイのか? 50年以上続く最古参モデル 何度もあった空白期間

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カワサキのバイクでZシリーズなどよりも歴史が古く、今なお新車が登場しているのが「W」シリーズです。半世紀以上のあいだに、実は何度も空白期間がありますが、そのたびに復活し、その勢いはますます強まっています。

クセつよバイクと思いきや…時代の流れを読んできたWシリーズ

 2021年12月にカワサキ「W800」シリーズの新商品が発売されます。Wシリーズが世の中に初めて送り出されたのは今から55年前。カワサキのバイクで最も古い歴史を持つシリーズです。さらに、今年2月には、Wシリーズの前身とも言える「MEGURO K3」がW800をベースとして現代にリバイバル発売され、歴史を感じる1台の登場にバイクファンは歓喜しました。
 
 このようにカワサキは近年、伝統あるモデルの最新版やリバイバルモデルを発売し、バイクファンに応える動きを見せており、Wシリーズはその中核ともいえます。半世紀以上の歴史を、Wシリーズはどのように歩んできたのでしょうか。

Large 211124 kawasakiw 01カワサキW800(画像:カワサキモータース)。

 Wシリーズの第1作目は1966(昭和41)年に誕生した「650-W1」です。当時のカワサキのラインナップでは最大排気量を誇るモデルで、日本のみならず主に北米市場をターゲットに開発されました。まさに、カワサキの“ビッグバイク”の元祖とも言える一台です。

 初期のWシリーズは現代のバイクとは違い、右足でギアチェンジし、左足でブレーキ操作を行う、いわゆる“英国式”でした。今の時代のバイクに慣れている人からすると違和感があるかもしれません。

 ちなみに、筆者(山崎大悟)の父はカワサキのバイクを最も好んで乗り、中でもこの初代の「650-W1」を愛車としていました。「右足でのギアチェンジという点も含めてW1の魅力だ!」と語っていたのを覚えています。しかし、1971(昭和46)年に発売された「W1SA」では、英国式の操作方法から、左足でギアチェンジを行う“ドイツ式”に変更されています。左足によるギアチェンジは若者にも親しまれていたこともあり、客層を若返りさせる意図があったようです。

やっぱりWは欠かせない? 3度の空白経て復活

 その後、1973(昭和48)年にはカワサキ車で初めてフロントダブルディスクブレーキを採用し、大幅に性能をアップさせた「W3」が誕生するのですが……、翌1974(昭和49)年から実に25年もの間、Wシリーズは世間から姿を消すこととなります。

 転機が訪れたのは1999(平成11)年のこと。「W650」の発売でWシリーズが復活を果たします。同シリーズの伝統である360度クランクの並列2気筒エンジンという点は踏襲しつつ、ベベルギア(傘のような形の歯車)によるカムシャフト駆動を搭載することでスペックを高めました。

 こうして四半世紀にわたりビッグバイクの代表車種として知られてきたWシリーズですが、2006(平成18)年には「W400」が登場。普通自動二輪免許(いわゆる中型二輪免許)で乗ることができるWシリーズの登場は、大きな転機になりました。

 しかし、排ガス規制が厳格化され、Wシリーズは2009(平成21)年にいったん生産が終了。そこで生まれ変わって登場したのが2011(平成23)年の「W800」でした。これも、さらなる排ガス規制により2016(平成28)年に一度は生産を終了したものの、2019年に復活しました。

Large 211124 kawasakiw 02戦前の目黒製作所へのオマージュを全面に打ち出したMEGURO K3(画像:カワサキモータース)。

 3度の空白を経てもなお、Wの血脈を現在に受け継ぐ――そうしたカワサキの意思の象徴ともいえるのが、前出した「MEGURO K3」です。戦前に設立し大型バイクで確固たる地位を得て、1960年代に川崎グループへ統合された目黒製作所。統合後に生産されたカワサキ「MEGURO K2」は、Wシリーズの礎を築いたモデルでした。50数年ぶりにその名を冠して復活した「MEGURO K3」は、K2の後継であることを示しています。「MEGURO K3」もまた、2022年モデルが発売される予定です。

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