予定通り秋開通!
但馬の小京都「出石」へ
国土交通省 豊岡河川国道事務所は2024年7月31日、建設を進めていた北近畿豊岡道「豊岡道路」2.0kmについて、9月23日に開通すると発表しました。
建設中の北近畿豊岡道 但馬空港IC-豊岡出石IC間(画像:豊岡河川国道事務所)。
舞鶴若狭道の春日JCT(兵庫県丹波市)から日本海方面へ延びる北近畿豊岡道が、現在の終点である但馬空港ICから豊岡出石(いずし)ICまで延伸します。そのアクセス路として、但馬空港付近とIC、国道426号を結ぶ県道の「但馬空港線」「豊岡出石インター線」も同時開通となります。
新たな終点となる豊岡出石ICは、豊岡市街のアクセス拠点となるほか、国道426号を介し“但馬の小京都”と呼ばれる旧出石町(豊岡市)にも通じています。
豊岡出石ICから北は、豊岡北JCT・IC(仮称)までの「豊岡道路II期」5.1kmの事業が進行中で、この開通をもって北近畿豊岡道は全通となります。そこに接続するのが、日本海側の縦貫道となる「山陰近畿道」で、西の香住・鳥取方面、東の城崎温泉方面ともに事業が進行中です。
北近畿豊岡道の開通以前、大阪市役所-城崎温泉間は約211分かかっていたところ、現在は約146分に。さらに北近畿豊岡道が全通し城崎温泉IC(仮称)までつながった場合は約133分まで短縮されるそうです。西日本屈指の温泉街・城崎温泉へのアクセスも大きく改善されようとしています。