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あすが勝負! まずは机を…テストやプレゼン、大切な日の前に「掃除」したくなるワケ

オトナンサー

ライフ・美容

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あすはテストだけど…
あすはテストだけど…

 学生時代はテスト前、仕事では大事なプレゼンテーション前など、大事な行事が控えているときに限って、部屋やデスク周りを掃除したくなった、あるいはしてしまった経験がある人もいると思います。こうした、大事な行事が控えているときに“現実逃避”するような行為を、人はなぜしてしまうのでしょうか。心理カウンセラーの小日向るり子さんに聞きました。

自らハンディキャップつくる「自己防衛」

Q.なぜ、テスト前や大事なプレゼンテーション前など、大事な行事が控えているときに掃除をしたくなるのでしょうか。

小日向さん「テストやプレゼンテーションなど、ある目的を達成するために精いっぱい努力して頑張っても、その結果が満足のいくものでない場合、『あんなに頑張ったのに…』とひどく落ち込んでしまうものです。しかし、その過程に何らかの障害があると『でも○○だったから仕方ないか』と考えることができ、落ち込む気持ちが和らぎます。

掃除をしたくなるのは、この理由付けの行為、つまり、『ひどく落ち込む』という心理状態を回避するために、『掃除をする』というハンディキャップを自らつくり出そうとする心理が働くことが、理由の一つとして考えられます」

Q.大事な行事を控えて掃除をしたくなる行為は、心理学的に何と呼ばれていますか。誰にでも起こり得ることなのでしょうか。

小日向さん「この行為は、アメリカの心理学者エドワード・E・ジョーンズらが提唱した概念で、心理学的には『セルフ・ハンディキャッピング』と呼ばれ、大事なことや目標に失敗したときの落ち込みから自分を守る自己防衛心理です。

『試合前だけど足のけがの治りが悪い』『プレゼン前なのにパソコンの調子が悪い』など、掃除に限らず言い訳になるものであれば、何でもよいのです。人生にはしばしば大事な行事や勝負しなければならないことが起こるものです。そういった意味では、この心理状態は誰にでも起こり得るといえるでしょう」

Q.「セルフ・ハンディキャッピング」をしがちなのは、どのような性格の人が多いのでしょうか。

小日向さん「臆病で逃避願望が強い性格の人ほど、『セルフ・ハンディキャッピング』の行為をすることが多いといえるでしょう。根底にあるのは『つらいことから逃げたい』という心理と『失敗したときにひどく落ち込むことを避けたい』という心理です。

どうしても勉強する気にならないのであれば、いっそ開き直って遊んでしまうこともできます。さらに、病気を装って逃げることもできます。しかし、そこまで開き直ることはできない、だからといって失敗したときに落ち込む自分も嫌という人は、そのために自他ともに『まあそれなら仕方ないよね』と納得できる、ちょうどよい理由を探し、『掃除をする』という着地点に落ち着くのです」

Q.「セルフ・ハンディキャッピング」をすることによる、メリットとデメリットを教えてください。

小日向さん「セルフ・ハンディキャッピングには、掃除をしたくなる、心身の不調を感じるなど、自分自身で言い訳をつくる『獲得的セルフ・ハンディキャッピング』と、周りの人間に『昨日2時間しか寝てなくてさ』『今回全然勉強してないわ』などと吹聴する『主張的セルフ・ハンディキャッピング』があります。

どちらも、うまくいかなかった際の落ち込みを和らげるというメリットがあるのはもちろん、ハンディキャップを与えて成功する確率を下げた状況で、うまくいった場合は、大きな達成感を得ることができます。また、主張的セルフ・ハンディキャッピングの場合は、他人からの称賛が得られることもあるでしょう。

デメリットはいうまでもなく、逃避行為をしているわけですから、成功確率が下がることです」

Q.大事な行事の前に掃除をしてしまうと、それが原因で思うような結果を得られない可能性もあります。どのようにして掃除をしたいという気持ちを払い去り、大事な行事に向き合えばよいでしょうか。

小日向さん「おすすめする方法は、時間や範囲を決め、『その時間は絶対に他のことをしない!』と決めてから、やるべきことに向き合う方法です。時間があまり長いと挫折してしまうので、10~15分程度に設定するとよいでしょう。

人間には変化を嫌う性質がありますので、いったん始めてしまえば体勢や動きを変えるという気持ちは萎(しぼ)んできて、意外と集中できるものです。また、このページの問題を全て解き終わるまでは他のことは一切しない、といったように範囲を決めることも有効です。

その際は、あらかじめトイレに行っておくなど生理現象は済ませておきましょう。途中で『ちょっとトイレ』と離席することでのセルフ・ハンディキャッピングを誘発することを防ぐためです」

オトナンサー編集部

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