【ラツィオ 3-1 ユベントス セリエA第15節】
セリエA第15節のラツィオ対ユベントスが現地時間7日に行われた。試合は3-1でホームのラツィオが勝利を収めている。
前日の試合で首位インテルがローマと引き分け、首位再浮上のチャンスが訪れたユベントスは、リーグ戦6連勝中の好調ラツィオと対戦した。
25分、ユベントスはディバラのパスからくさびに入ったクリスティアーノ・ロナウドが落とし、右からベンタンクールがクロス。このボールにC・ロナウドが詰め、鮮やかなゴールで先制した。
しかし前半終了間際、ラツィオはセットプレーでルイス・フェリペが同点弾を決めて1-1で折り返す。
試合が大きく動いたのは69分。ラツィオがカウンターを仕掛けると、裏へのパスに走ったラッザリをクアドラードがファウルで止めた。主審は即座にイエローカードを提示したが、映像で再確認してレッドカードに変更。ユベントスは残り時間を10人で戦うことになる。
すると74分、ラツィオはルイス・アルベルトのフィードにミリンコビッチ=サビッチが走り込み、見事なコントロールからゴール。逆転に成功した。
ラツィオは79分のPKのチャンスをインモービレが失敗してリードを広げることができない。すると、勝負に徹するラツィオは、リーグ戦9試合連続得点中のエースを下げてカタルディを入れ、逃げ切り態勢となる。
後半アディショナルタイムにカイセドのゴールでダメ押ししたラツィオは、3-1で勝利。リーグ戦の連勝を7に伸ばした。
ユベントスは今季初黒星で首位浮上に失敗。インテルとの勝ち点差は2となっている。
【得点者】
25分 0-1 C・ロナウド(ユベントス)
45+1分 1-1 ルイス・フェリペ(ラツィオ)
74分 2-1 ミリンコビッチ=サビッチ(ラツィオ)
90+5分 3-1 カイセド(ラツィオ)