①同じ種類の箸を使う
食事の度に使う“箸”。毎回のことなので気にならないかもしれませんが、配膳の度に箸の組み合わせを揃えるのは、意外と手間になっています。似ている箸だと組み合わせを間違えやすく、いちいち確認しないといけません。家族の人数が多ければなおさらです。
食事の準備は調理も含めて、最も手間がかかる家事。そこで、少しでもラクするためにおすすめなのは、箸の種類をすべて同じものに揃えること。
小さなことですが、箸の種類をすべて同じものに揃えて、いちいち組み合わせを揃える必要がなくなれば、少しだけ配膳がラクになるはずです。
②ゴミ箱の数を減らす
どの家にも必ずある“ゴミ箱”。必要なモノですが、ゴミ回収の日に家中のゴミ箱からゴミをひとつにまとめるのは、意外と手間がかかります。
そこで少しでもラクするためには、ゴミ箱の数を見直すのがおすすめです。
リビングとダイニングの間に置くことで、リビングダイニングで1つのゴミ箱で済む場合や、なんとなくリビングには複数置いていたけれど、1つに減らしても問題なかったということもありそうです。
ゴミ箱は使い勝手だけでなく、回収する手間のことも考えて配置すると、少しだけラクになるはずです。
家族それぞれに個室がある場合には、どうしてもゴミ箱の数が増えてしまいます。そんな場合には、廊下や玄関などの個室から近い場所に“まとめる用”のゴミ箱を置いて、ゴミ回収の日までにそこに個室のゴミを出してもらうルールにするのも効果的です。
③洗濯物は人別に並べて干す
メインの家事のひとつ、“洗濯”。一言に洗濯といっても「洗濯機を回す→干す→取り込む→畳む→しまう」と工程は多く、手間がかかります。乾燥機能を使うなどして工程を減らす工夫をしている場合も多いですが、すべての工程をこなしている人も少なくありません。
そこで少しでもスムーズに洗濯をするために、洗濯機を回し終わったあとの“干す”工程に工夫するのがおすすめです。
ハンガーにかけて洗濯物を干す時に、何も考えずに手に取った順に物干し竿に掛けるのではなく、人別に洗濯物を並べて掛けていくと、取り込んで畳む時に仕分ける手間が省けます。
小さなことですが、洗濯物を畳む時に人別に仕分けるよりも、物干し竿にかける時に人別に並べた方が手間がかからないはずです。
また、クローゼットの収納をハンガー収納メインにすると、洗濯物を畳む手間が省けます。物干しに使うハンガーとクローゼットのハンガーを共用にして、取り込んだらそのままクローゼットに掛けるだけ。
これはかなりの手間が省けてラクになりますが、ハンガー収納はスペースを取るのがデメリット。クローゼットのスペースが許す場合には効果的な工夫です。
ひとつひとつは小さな工夫、“小さなラク”でも、それが積み重なることで、家事の負担も減っていきます。名もなき家事やプチストレスを減らすには、ちょっとした工夫を意識してみてくだいね。