人参嫌いでも食べられる!?オレンジで爽やか!キャロットラペ
キャロットラペの「ラペ」は、フランス語で千切り、細切りを意味します。カフェなどでもお馴染みのサラダですが、今回は、人参嫌いさんでもまた食べたくなるくら美味しい、オレンジと合わせた絶品な『キャロットラペ』をご紹介します。
人参は、カロテンの含有量が圧倒的に多く、「栄養野菜のチャンピオン」と言われている「モロヘイヤ 」や「しそ」に匹敵するカロテンを含んでいます。モロヘイヤ は食べる機会が少なく、しそは、一度にたくさん食べる野菜ではありません。
それに比べて人参は、どこの家庭でも頻繁に食べ、しかも一度に食べられる量が多いので、実質的には人参が摂取しやすいですね。また、根菜類では唯一の緑黄色野菜でもあります。
カロテンというネーミングは、人参の英語名「キャロット」からきています。カロテンは、ヒトの体内でビタミンAに変化する色素。ビタミンAは、目を健康に保ったり、皮膚を丈夫にしたり、病気に負けない体を作ってくれます。
春人参は、普通の人参より柔らかく、甘いのが特徴なので、出回ってる今のうちに一度、キャロットラペを作ってみて下さい。美味しくて2人分じゃ足りなくなるかも?!
作り方はとっても簡単!千切りにした人参に塩をまぶして余分な水分を絞ったら、オレンジや調味料を加えて和えるだけ。作り置きも出来ますが、作ってすぐは、人参のフレッシュ感が味わえてとても美味しいので、出来立てを頂くのがオススメです!
オレンジで爽やか!キャロットラペのレシピ
キャロットラペの材料(2人分)
人参 1本(150g)
オレンジ 1個
粗く砕いたくるみ 20g
塩 ひとつまみ
オリーブオイル 大さじ1杯
はちみつ 小さじ2杯
岩塩・黒粒胡椒 各少々
パセリ(みじん切り) 少々
キャロットラペの作り方
① 人参を千切りにして塩をまぶし、5分程置いて浮いてきた水分を絞ってボウルに戻します。スライサーをつかってもOKです。
② 人参を放置している間に、オレンジの1/3量は果汁を絞っておき、残りの2/3量は外皮を剥いて5mmの輪切りにし、さらに放射状に6等分にカットしておきます。
③ ①のボウルに②の果肉と果汁、オリーブオイル、粗く砕いたくるみ、はちみつ、黒胡椒をひいて加え、均等になるように和えて、必要であれば岩塩で味を整えます。
④ 器に盛り付け、パセリを振ったら、完成です!
キャロットラペは、とてもよく食べられているサラダで、アレンジもしやすく、いろんな作り方がありますが、基本は、千切りにした人参に塩をまぶして水分を抜き、オリーブオイル・レモン汁・塩コショウで味付けします。
今回は、レモン汁の代わりにオレンジ果汁を使い、具材もオレンジの果肉やくるみを入れて、より食べやすくアレンジしたものです。レーズンを加えたキャロットラペをよく見かけますし、こちらも美味しくて好きなのですが、オレンジで作るキャロットラペは、より爽やかなシトラスの味が、春人参にも良く合います。
レシピには2人分としてありますが、一人でもペロリと完食しちゃう美味しさです!家族でお召し上がりの時は、ぜひ倍量で作ってみて下さいね。