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好きなことは仕事にしない方がいいのか。夢を諦めた編集者の葛藤【未恋~かくれぼっちたち~#5】

マイナビウーマン

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※本コラムは『未恋〜かくれぼっちたち〜』第5話までのネタバレを含みます。

■「好きなことは仕事にしない方がいい」とよく聞くけれど

みなさん、「好きなことは仕事にしない方がいい」と言われたことはありますか? 「好きなことが仕事になったら、息抜きができなくなっちゃうから」とか、「趣味が仕事になるとしんどいぞ〜」とか。そういうアドバイスをする人の大半は、好きなことを仕事にしてない人だと思うんですよね(わたし調べ)。

ちなみに、わたしは好きなこと(=ドラマ)を仕事にしています。ライターになるのは、「幼いころからの夢だった!」というわけではなく、流れでたどり着いた感じですが、いまとても幸せです。

これは、「ドラマ観ていると、仕事してるみたいな気分になっちゃう」と思うんじゃなくて、「好きなことしている時間が仕事につながるなんて最高じゃん!」というマインドで生きているからかもしれませんが……。

『未恋〜かくれぼっちたち〜』第5話は、サブタイトルにもあるように「好きなことを仕事にできていますか?」と問いかけてくる回でした。

まず、小説家になる夢を諦めて、編集者の仕事をしている健斗(伊藤健太郎)は、みなみ(愛希れいか)に「そもそも、漫画好きなの? 健斗は、今のこの仕事、好きでやってる?」と聞かれた時、「好きじゃない。好きじゃないことを仕事に選んだ。好きじゃないことを仕事にした方が、うまくいくんだよ。仕事に感情移入したって、判断を見誤って……」と答えていました。それに対して、みなみは「くだらねぇ、ほんとくだらないよ」とわりとガチで怒っていましたよね。

おそらく、みなみは自分自身にも「くだらねぇ」と言いたかったんじゃないかな? と思います。小説家になりたいという夢を持ち、新人賞も獲ったことがあるみなみ。でも、「作品が世に出て、みんなが見て、好きなこと言って、そんなつもりじゃないのにってことも言われて、でも何も言えなくて、言う方法もなくて……」と途中で夢を諦めてしまった。

ただ、今もまだ小説を書き続けているということは、完全に吹っ切れたわけじゃないと思うんですよね。ほら、恋愛も付き合って終わった恋より、実らなかった恋の方がずっと心に残ったりするじゃないですか。それと同じで、みなみのなかで、小説家になる夢は、ちゃんと終わっていないんだと思います。

そんなみなみに発破をかけたのが、星くん(鈴木大河)。星くんは、編集者として働きながら、漫画家になる夢を追い続けています。だから、みなみのように、才能が認められているのにくすぶっている人を見ると、「何言ってるんですか!?」って言いたくなっちゃうんだと思う。

「姉さんは、とにかく書いた方がいいんですよ! 書けるんだから! 『でも』って言わないでください!」と熱弁したあと、「僕自身にも言ってるんですからっ!」と本音を吐露するあたりが、かわいいですよね(笑)。

星くんのアドバイスのおかげ(?)で、連載デビューを控えた現役大学生漫画家・本島りん(外原寧々)にストーリーを提供したい! と編集長に直訴することができたみなみ。いつかは、健斗もまた小説家を目指し始めるんだろうけど、先に歩き出したのはみなみでした。

■親を“憎しむ権利”がない子どもは辛い

近年、増えてきている過干渉な親。ぶっちゃけ、わたしの親も過干渉か無関心かに分けたらそっちに当てはまると思います。

過干渉な親は、子どものために全ての労力を費やしているんですよね。これって、幼いころは幸せなんだけど、思春期になって親離れが加速すると、その愛情がうざったく感じるようになるんです。

でも、「これだけ、わたしのために時間を注いできてくれたんだから……」と思うと、憎しむこともできない。周りに話しても、「無関心よりは良くない?」「贅沢な悩みだよ」「虐待されているわけじゃないんだから」と言われてしまう。過干渉だって一種の“毒”なはずなのに、親を憎しむ権利がないのがしんどい。

また、親サイドも「わたしは、自分の時間を犠牲にして子どものために生きてきた」という自信があるから、子どもに気持ちをぶつけられても、なかなか理解できなかったりする。むしろ、「こんなに頑張ったのに、なぜ?」と思ってしまうケースの方が多い気がします。

ゆずの両親も、このタイプですよね。娘がいつまでも自分の手のひらのなかにいると思っている感じ。おそらく、ゆずは小さいころから親の顔色をうかがって生きてきたんだと思います。「美大に行きたい。漫画を描きたい」と言ったのは、ゆずの初めての自己主張だったのではないでしょうか。

もちろん、それまでもいろいろな夢(例えば、お昼寝屋さんになりたいとか)を語ったことはあったんだろうけど、「あっ、この夢はお母さんが嫌がってそうだな……」と思ったら、すぐに諦めることができた。だから、漫画を描きたいというのは、ゆずにとって“これだけは譲れないもの”だったんだと思います。

それなのに、ゆずの両親は「いま、絵をやりたい気持ちは分かるけど、いま本当にやらなくちゃいけないこと(=勉強)をやらないと、どんどん道が狭くなっちゃうんだよ」と言い、“普通”の道を勧めてくる。

ゆずの学生時代の回想を見ていて、わたしは「めちゃくちゃしんどかったんだろうな」と思いました。でも、ゆずは親のことを恨んでいないんですよね。「わたしは、いつも親の手のひらのなかにいた。それでもわたしの親はいい人だ」といまも思っているんだと思う。

もしかしたら「このクソ野郎〜! 分からずや〜!」という気持ちもあるのかもしれないけれど、ゆずには親を憎しむ権利がないんですよね。なぜなら、ゆずの両親はいつもゆずのことを考えて、時間やお金を割いてきてくれたから。

こういう場合って、なかなか両親の檻のなかから抜け出せなかったりするんだけど、「わたしの親は、いい人だ。いい人だから、その正しさにわたしのやりたいことが飲み込まれていってしまう」と気づき、高校生という若さで家出をしたゆずはすごい! 本当に、ガッツがある女の子ですよね。

ただ、ガッツあるがゆえに、まわりの人を巻き込みまくるのがゆずなんですよ! だって、「わたしにしか描けない漫画を描きに行きます」というメモだけ残して、同棲していた家を出て行ってしまうなんて……。健斗、振り回されすぎ〜!

今後の展開は一体どうなってしまうのか! では、また次回お会いしましょう。

(菜本かな)

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