ありそうでなかった!!!
客室内の騒音も低減?
ブラジルの航空機メーカー、エンブラエルの商用航空事業のCEO(最高経営責任者)アルジャン・マイヤー(Arjan Meijer)氏が公式Twitter上で、同社が開発中の次世代ターボプロップ機について投稿しています。この機がプロペラ駆動で飛ぶ旅客機のなかでは、異例のレイアウトを採用しているモデルとなっています。
エンブラエル機(画像:エンブラエル)。
同氏のツイートで投稿された画像によると、エンジンは胴体最後部についています。
このエンジン配置は、ジェット旅客機のなかでは一般的に「リアジェット機」として知られ、ボーイング727やダグラスDC-9系といった往年のモデルや現代のリージョナルジェット(地方間輸送を担う100席以下の旅客機)などでみられるレイアウトですが、これをプロペラ駆動のターボプロップ旅客機に採用するのは、まれなケースといえるでしょう。
同氏はツイートでこの「リアターボプロップ機」は、従来機よりも高速で、運用コストが低いほか、客室内の騒音を低減できるとしています。