臨床検査技師として働く日々のエピソードを描いた漫画「働く大人」シリーズが、Instagramでシリーズ合計3000以上のいいねを集めて話題となっています。
臨床検査技師は、さまざまな検査を通して、日々医師の診断のサポートをしています。個性的な同僚たちとの思わず笑ってしまう会話や、患者さんとの思い出深いエピソードに、医療職の人からは「あるある！」と共感が、また読者からは「いつもありがとう」「プロ意識がすごい」などの声が上がっています。
オタク気質な人に向く職業
この漫画を描いたのは、病院に勤務する臨床検査技師で、2児の母の「まるちゃん麺」さんです。家族のことや病院の日常、創作医療漫画をInstagramやブログ「仕事も家族もデータな日々」で発表しています。
Q.漫画を描き始めたのはいつごろからでしょうか。
まるちゃん麺さん「小学生の頃です。学校で漫画クラブに入っていました。Instagramに投稿するようになったのは2年半前からです。高校時代の友人に誘われて、子どもの成長記録を描き始めました」
Q.漫画「働く大人」シリーズを描いたきっかけを教えてください。
まるちゃん麺さん「最初は育児漫画をメインに描いていたのですが、仕事を絡めた話にフォロワーさんがすごく興味を持ってくれたので、仕事に関する漫画も描き始めました」
Q.臨床検査技師を志した理由を教えてください。
まるちゃん麺さん「家系に医療に携わる人が多くいたからです。医者を目指せるほど頭が良いわけでもなく、看護師を目指せるほど献身的でもなかったので…（笑）。小学生時代から、顕微鏡や理科の実験が好きだったので、臨床検査技師の仕事を知って『これだ！』と思いました」
Q.臨床検査技師の仕事の魅力とは。
まるちゃん麺さん「医者が外科、内科…と選ぶように、臨床検査技師も血液検査、生理機能検査、病理検査などの専門性を高められます。やれる分野が広いので、人によってある程度好きなものを選べるという点が魅力ですね。だからオタク気質な人にはすごく向いた職業と言えます」
Q.漫画「働く大人」シリーズについて、どのような声が寄せられていますか。
まるちゃん麺さん「友達は『いいじゃん！ 面白い』と言ってくれています。特に同じ職種の人は『めっちゃあるある～！』とメッセージをくれるので、それも制作のモチベーションになっています」
オトナンサー編集部
