日々、普及が進むキャッシュレス決済。「スタンプカード」や「ポイントカード」もアプリで管理できるようになるなど、デジタル化が進んでいますが、あなたの財布にはこれらのカードが何枚くらい入っていますか。インタースペース(東京都新宿区)が運営するウェブメディア「ママスタセレクト」が、「スタンプカードやポイントカードを何枚財布の中に所持しているか」に関する調査を実施。その結果を発表しました。
個人経営の店にとっては“架け橋”
調査は2024年6月1日・2日の2日間、子どもがいる人、妊娠中の人を対象に、インターネットリサーチで実施。417人から有効回答を得ています。
「財布の中に、スタンプカードやポイントカードは何枚あるか」について聞いたところ、最も多かったのは「1〜5枚」(46.3%)となりました。枚数にかかわらず、財布に「入っている」と回答した人は全体の9割近くを占め、ポイント付与のデジタル化が進む中でも、依然として使われていることが分かります。
一方で、「0枚」と答えた人も13.2%に上りました。生活圏でキャッシュレス決済が増えたことで、財布を小さなものにしたり、財布を持って出歩くことが減ったりしたという人も少なからずいるようです。
カードは、個人経営の店だけでなく、スーパーやドラッグストアなど大型チェーン店のポイントカード、また「ゴルフの打ちっぱなし」「お風呂屋・スパ」といった趣味や娯楽のお店のスタンプカードを所有している人もいたということです。
カード所有の動機としては「お店独自の割引や特典が受けられること」が最も大きく、個人経営の店にとっては、ポイントカードが店と客を結ぶ“架け橋”のような役割を果たしていることがうかがえます。
調査結果を受けて、同社は「ポイントカードやスタンプカードは多くの人の日常生活に深く浸透しており、デジタル化が進んでいても紙のカードを活用しているママが多くいることが分かりました」「『(ポイントカードのような)アナログも楽しいですよね』というコメントも届いており、ポイント付与のデジタル化が進んでも、アナログなポイントカード・スタンプカードは今後も支持されていきそうです」とコメントを寄せています。
オトナンサー編集部