封印されたスペースを使うぞ!
万博関連が本格化する前に「車線増やす」
阪神高速道路は2024年4月1日、サービス向上の方向性を示す「お客さま満足アッププラン2024」を公表。そのなかで、一部のランプで車線を増やすことを明らかにしました。
天保山JCT。一部ランプの車線を増やす(画像:Google earth)。
車線を増やすのは、天保山JCTのうち、16号大阪線から5号湾岸線(神戸方面)へ連絡するランプと、北港JCT(5号湾岸線×2号淀川左岸線)の「湾岸舞洲」出口です。
これらは、大阪都心部から万博会場ならびにIRが建設される夢洲へ向かうルートです。その途上の舞洲でも、たとえば此花大橋の6車線化など、関連するインフラ整備が行われるため、夢洲・舞洲では様々な工事車両が輻輳すると見込まれています。
そこで、大阪都心部からの交通が詰まりそうなランプ部などにおいて、ゼブラ帯などで1車線に絞っている箇所を2車線化し、交通容量を拡大させます。阪神高速は、夏以降に工事車両の増大が見込まれることから、「この工事をできるだけ早期に完了させる」としています。