2001年に子役モデルとしてデビューして以来、ドラマやバラエティーなどで活躍する、女優でタレントの岡田結実さん。放送中のテレビ朝日系金曜ナイトドラマ「女子高生の無駄づかい」(毎週金曜 後11:15 ※一部地域を除く)では、通称「バカ」こと主人公の田中望を演じています。
同ドラマは、同名コミックを実写化した学園コメディー。「さいのたま女子高等学校」を舞台に、青春を無駄に浪費していく女子高生たちの日常を描きます。
オトナンサー編集部では、岡田さんに単独インタビューを実施。作品の見どころや学生時代の思い出などを聞きました。
高校は共学なのに“スカートめくり”
Q.青春を浪費していくというシュールな作品です。
岡田さん(以下敬称略)「どのジャンルの学園モノでも、訴えかけるテーマが必ずあると思うんです。でもこの作品は何もない(笑)いい意味で何もなくてしょうもないんです。そのしょうもなさが逆に、仕事や学校が終わった金曜日の夜にはちょうどよくて、心構えせずに軽い気持ちで見ていただけるドラマになっています。しょうもなさにジワる。他のドラマにはない新しい要素だと思います」
Q.ご自身の高校生活を振り返って、共感できる部分は。
岡田「私は共学の高校に通っていたんですけど、私含め女子同士でスカートめくりをするような学校でした(笑)女子校ならまだしも、共学の学校でスカートめくりはめったにないと思うので、その意味で“ぶっ飛び”具合は一緒かもしれないですね」
Q.高校生活での思い出は。
岡田「すごくいい話があります(笑)2年生に進級するとき、仕事と学校の両立が難しくなって、通信制のコースに変えることにしたんです。高1のクラスはすごく楽しかったので、本当は通信制にしたくなかったんですが、朝6時に起きて学校に行き、夜まで仕事をするという生活は体力的にも大変でした。
ある日、友達から朝早く学校に呼び出されたんですけど、サプライズで、仲のいい友達やお世話になった先生方が集まってくれていて。『これから岡田結実の卒業式を始めます!』って、通信に行くことになって一緒に卒業できない私のためにプチ卒業式を開いてくれました」
Q.それはとてもいい話ですね。
岡田「一人一人言葉を贈ってくれたり、泣いてくれる子もいたり。私も号泣でした(笑)最後は、卒業証書授与ということで、メッセージ入りの手作りアルバムをくれたんです。そんなことをしてもらえるなんて思っていなかったので本当に感動しました。うれし過ぎて、その後『うううっ』とむせび泣きながら授業に向かったのを覚えています」
Q.同世代の女優さんも多く出演しています。学生時代を思い出しますか。
岡田「実は中学時代、学校に行かなくてもいいやと思うようになって、仕事で休むこともありましたが、ズル休みも結構していたんです。当時、謳歌(おうか)できなかった学生生活を『女子無駄』で過ごしているような感覚ですね」
Q.ズル休みの理由は何でしょうか。
岡田「勉強は好きでしたし、仲のいい友達もいて楽しかったんですけど…クラスメートが男女関係でもめたり、クラスにボスみたいな子がいたり、その空気が好きになれなかったんです。いじめがあったわけではないですが、何となく上下関係が出来上がっていて。
私は満遍なく付き合っていましたけど、そのバランスを取ることに疲れちゃったんです。中2の後半くらいからは学校に行かないことが増えました。クラスで上下関係をつくるなと言いたい。でもその分、この現場でたくさんの思い出をつくっています」
思考を理解できない“片思い”の感覚
Q.今回演じるバカの魅力は。
岡田「バカの言動は予測できなくて、どうすればその考えに至るのか、台本を読んでも、結局よく分からないんですよ(笑)バカの思考を理解しようとしてもできなくて片思いのような感覚ですが、それは演じる上では面白いところでもあります。
エネルギッシュで元気なキャラクターですので、見てくださる方に、『うざい』『嫌い』『暑苦しい』と思われないように心掛けています。いたずらをするシーンでも、一歩間違えれば、いじめと受け止められてしまうこともあると思っています。だからこそ、誰からも愛されて許されるような役作りを模索しています」
Q.バカはクラスメートに「ヲタ」「ロボ」とあだ名を付けます。もし、岡田さんがご自身にあだ名をつけるなら。
岡田「高校のときは『サル』と呼ばれていたんです(笑)友達には『ゴリラ』『チンパンジー』『クロマニョン人』もいて、私は『サル』担当でした。両親共にサル顔なので、その運命の下に生まれた身としては受け入れるしかないです(笑)」
Q.最後に見どころを教えてください。
岡田「終盤では“いい話”もあるんですよ。でも、ほとんどはしょうもないことばかりですので難しいことは考えず、『私もこういう学生生活を過ごしたかったな』『同じようなことをしていたな』といろいろな気持ちで楽しんでいただきたいです。そして、私、かなり体を張っていますので『頑張っているな、岡田結実』と思ってもらえたらうれしいです(笑)」
オトナンサー編集部
