「キス」したとき、頭がぼーとしたり、心が満たされたり……そんなような感覚を味わったことがある人は多いでしょう。「恋をすると綺麗になる」なんて言いますが、「キス」にもなにか効果があるのでしょうか。「キス」がもたらす効果について、社会人男女にとったアンケートや専門家の意見を元に紹介します。
<目次>
■働く男女が実感したキスの効果とは?
■キスする場所で効果は変わる?
■キスする時間帯で効果は変わる?
■時間VS回数 より効果の高いキスは?
■「心地いいキス」「不快なキス」の条件とは?
■長続きするカップルはやってる! 関係を深める「キス」とは?
■まとめ
■働く男女が実感したキスの効果とは?

まず初めに、「キス」をしたときに実感した効果はあるのか、社会人男女の意見を見ていきましょう。(※1)有効回答数404件
(1)精神安定効果
・「幸せホルモンが分泌されるからか、精神が安定する効果があると思う」(女性/37歳/その他/クリエイティブ職)
(2)鎮痛効果
・「嫌なことを忘れる」(男性/36歳/金融・証券/専門職)
(3)愛情を再確認
・「お互いの愛情を確かめ合える気がする」(男性/30歳/機械・精密機器/技術職)
(4)信頼がアップ
・「相手との関係性がよくなる、信じられるようになる」(男性/29歳/医療・福祉/専門
精神が安定したり、嫌な事を忘れたり、相手への愛を確認することでより愛おしさを感じたり……様々な効果をみなさん実感しているようですね。では医学的にはどのような効果が認められているのでしょうか。
★精神科医の高木希奈先生の見解★
キスをすることでウットリとした幸福な気分と、セクシャルな心地よさを感じますが、これは快感ホルモンの一種であるエンドルフィンやドーパミンが放出されるからです。また、相手との結びつきを欲するオキシトシンも放出されます。そのため、キスを交わした相手のことを愛おしく感じたり、快楽や多幸感を得られます。
■キスする場所で効果は変わる?

つづいてキスをする場所で効果が変わるのか、探っていきましょう。まずは唇以外でキスされるとうれしい部位について社会人男女に聞いてみたところ、「頬」がダントツ1位に。ついでおでこ、首、耳という結果になりました。(※1)有効回答数404件
Q.唇以外でキスされるとうれしい部位は?
1位:頬
・「いやらしくないから。簡単に愛情を確認できる」(女性/36歳/不動産/秘書・アシスタント職)
2位:おでこ
・「おでこだとちょっとかわいいと思います」(男性/39歳/機械・精密機器/営業職)
3位:耳
・「セクシーな気分になるし、なんとなく落ち着くから」(女性/27歳/自動車関連/その他)
4位:鼻
・「触れられるとセクシーな気分になる部分であり、その後の発展を期待するから」(女性/32歳/その他/経営・コンサルタント系)
5位:首筋
・「幸せを感じたり、色っぽいムードが快感」(男性/33歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)
キスする部位によってセクシーな気分になったり、愛情を感じたり……気持に差異が生まれるようですね。医学的には部位別でキスの効果に変わりはわるのでしょうか。
★精神科医の高木希奈先生の見解★
女性はムードの少ない場所ではオキシトシンの分泌量が少ないという研究もあります。要は、女性はムードなくして、キスを楽しめないのです。女性のセクシースイッチは「言葉」や「ムード」によってオンやオフと切り替わるのですね。そういう意味でいうとキスする部位によって女性側のムードが高まるなどはあるかもしれません。
■キスする時間帯で効果は変わる?

続いてキスする時間帯で効果は変わるのか探っていきましょう。キスされて一番うれしい時間帯について社会人男女に聞いてみたところ、朝でも昼でもなくダントツで夜(おやすみのキスなど)だという結果になりました。(※1)有効回答数404件
Q.キスされると一番うれしい時間帯は?
1位:夜
・「1日が終わるときに癒されるのがいい。疲れがとれる」(男性/33歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「おやすみのシンプルなキスが、いちばん愛を感じる」(女性/22歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「夜そのまま寝られれば幸せが持続する気がする」(男性/36歳/医療・福祉/専門職)
2位:昼
・「デートしてキスされたら、ドキドキが倍になる」(女性/35歳/その他/販売職・サービス系)
・「口臭がしない時間帯だから。朝、夜はヤバいから」(男性/29歳/印刷・紙パルプ/販売職・サービス系)
・「習慣のものよりも不意にされるほうがドキドキするから」(女性/37歳/建設・土木/その他)
3位:朝
・「仕事行く前にされると、仕事がんばろうっておもえる」(男性/31歳/機械・精密機器/技術職)
・「一日のはじまりがとてもハッピーな気分になるため」(女性/39歳/その他/その他)
・「目が覚めて気持ちい気分になれるとおもう」(男性/39歳/情報・IT/技術職)
夜寝る前のキスは一番愛を感じる、癒される、安眠できるといった意見が多くあがりました。昼はサプライズ間や非習慣性が強くドキドキする、朝は、1日の始まりがハッピーな気持ちになるといったコメントが。果たして時間帯によって効果は変わるのでしょうか。
★精神科医の高木希奈先生の見解★
副交感神経が優位な夜は、リラックス効果で相手に気を許しやすい時間帯です。そのためムードが高まりやすく「その気」になりやすいです。逆に日中は交感神経が優位で、アドレナリンが多く放出されるため、興奮度が高まるといった違いがあります。
■時間VS回数 より効果の高いキスは?

続いて回数と時間、より効果の高い「キス」について探っていきます。社会人男女のみなさんに、時間と回数、キスでより重要視するのはどちらか聞いてみました。(※1)有効回答数404件
Q.「時間」と「回数」、キスで重要視するのは?
アンケートの結果、ほぼ半々に意見が割れることに。詳しく理由を見ていきましょう。
●「時間」派の意見
・「愛情の深さは濃厚なキスになるから」(男性/38歳/運輸・倉庫/技術職)
・「四六時中されると恥ずかしいし、ありがたみがなくなりそう。大事なことだからゆっくりていねいにしてほしい」(女性/33歳/その他/クリエイティブ職)
・「一回一回を大事にできそうな気がするから」(男性/29歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
キスの回数が限られるカップルであれば、ソフトなキスよりも濃厚なキスのほうが記憶に残りますよね。さらに、濃厚なキスのほうがより相手からの愛情を感じられるという人も。
●「回数」派の意見
・「付き合いが長くなると回数のほうが大事になる」(女性/39歳/その他/専門職)
・「マメなほうが安心感があってよいとおもうから」(男性/37歳/食品・飲料/技術職)
・「よりいっそう仲がいい感じがするから」(女性/38歳/その他/その他)
付き合いはじめの男女なら濃厚なキスでないと物足りないかもしれませんが、一緒にいるのが当たり前の関係になってくると、挨拶のようなソフトなキスがより好まれるように。時間と回数は2人の関係によっても変化するかもしれませんね。それでは医師の見解を見てみましょう。
★精神科医の高木希奈先生の見解★
そもそもキスは女性にとって「愛撫」そのものです。情熱的なキスは、強烈な生物学的反応を呼び起こし、快楽ホルモンであるエンドルフィンやドーパミン、オキシトシンを大量に分泌させます。このオキシトシンは女性のオーガズムを促すホルモンでもあり、キスなしで女性がオーガズムを得づらいのはこういった性質も関係しています。同時に、女性は愛情確認の意味で日常的にキスが不可欠です。そのため時間は「快感を促すために」、回数は「愛情確認」のために、どちらも重要と言えます。
■「心地いいキス」「不快なキス」の条件とは?

キスの効果を実感するには、相手が好きな相手であることはもちろん「心地いいか」どうかも関係しそうですよね。でも「心地いいキス」とはどのようなキスを言うのでしょうか。高木先生に聞いてみました。
髙木先生:女性は、キスで男性の性質や遺伝子の型をチェックしており自分と異なる遺伝子型を持つ男性の匂いに、最も引きつけられます。女性が心地よいと感じる匂いは、自分と最も配列の異なるタイプの遺伝子をもつ男性のもの。つまり遺伝子レベルで相性のいい男性とのキスを心地いいと感じるようになっています。逆に「不快に感じるキス」とは遺伝子レベルで相性の悪い相手であり、女性側が「この人のニオイは不快だ」と感じる相手とのキスになります。
白血球に含まれる遺伝子の複合体である「HLA遺伝子」の匂いを、男性がフェロモンとして分泌しているのですが、嗅覚が敏感な女性はこの匂いを嗅ぎ分けて相性をチェックしています。
■長続きするカップルはやってる! 関係を深める「キス」とは?

これまでキスのもつ様々な効果を紹介してきましたが、最後に関係を深める「キス」について、髙木先生に伺ってみました。
髙木先生:
キスには様々なプラスの効用がありますが、大まかには①健康効果と②2人の関係性を深め長続きさせる効果があります。まず①ですが、キスにはストレスを軽減させたり、免疫力を高める効果があるほか、精神を安定させるホルモン、セロトニンが放出されることもわかっています。2人の関係を深めるキスについてですが、これは毎日キスを交わすことです。女性は男性より五感が敏感な人が多く、スキンシップを好む人が多いです。そのため日々のスキンシップやキスで、相手の愛情を確認し、幸せを感じています。2人の関係を長続きさせたいのであれば、日常的にキスすることが、一番効果のあるキスでしょう。
■まとめ
「キス」がもたらすスゴすぎる効果について紹介してきました。いかがでしたか? 実際に体感していることが、医学的にも判明していると知って、驚いた人も多いのではないでしょうか? こちらで紹介したことをぜひ参考に、心地いいキスや、関係を深めるキスを実践してくださいね。
(監修/高木希奈 文/ファナティック)
※画像はイメージです
(1)
マイナビウーマン調べ
調査日時2017年2月13日~2017年2月15日
調査人数:404人(22歳~34歳の男女)
(2)
マイナビウーマン調べ
調査日時2017年2月13日~2017年2月15日
調査人数:100人(22歳~34歳の男女)
※画像はイメージです
