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【漫画】「どうせお母さんが悪いんでしょ」親の不機嫌はスルーしていい? “負の連鎖”を断ち切るヒントに「涙出た」【作者取材】

オトナンサー

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母との関係性に悩む女性について描いた漫画のカット(Pocheさん提供)
母との関係性に悩む女性について描いた漫画のカット(Pocheさん提供)

 心理カウンセラーのPocheさんの漫画がインスタグラムで6900以上の「いいね」を集めて話題となっています。

 母から電話で用事を頼まれた娘。疲れているので断ると、母は「何で私の言うことを聞いてくれないの?」「お母さんのことが嫌いになったの?」と怒り出し、電話を切られてしまいました。罪悪感をおぼえる娘に、カウンセラーの女性がアドバイスを…という内容で、読者からは「Pocheさんの言葉に救われました」「他の人間関係にも置き換えられますね」などの声が上がっています。

「親の感情を背負わなくていい」という考え方

 Pocheさんは、インスタグラムで作品を発表しています。Pocheさんに作品について話を聞きました。

Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。

Pocheさん「親との関係性に悩んでいるけれど、誰にも相談できずに1人で抱え込んでいる方々は多いと感じています。『こんなことを思っていいのかな』『自分が冷たい人間なのではないかな』、そんなふうに自分を責めてしまう人に向けて、『同じように悩んでいる人はいるよ』『あなただけではないよ』ということを伝えたくて、今作を描きました」

Q.Pocheさんは普段、どのような活動をされているのですか。

Pocheさん「心理カウンセラーとして活動しています。コロナ禍をきっかけに、通院や対面でのカウンセリングが難しくなった方が増えたことから、現在はメールカウンセリングも行っています。元々は対面カウンセリングの補助として始めたものでしたが、多くの方々からご好評をいただき、現在も継続しています。外出が難しい方や、直接話すことにハードルを感じている方でも、自分のペースで気持ちを言葉にできる形を大切にしています」

Q.この作品を描くにあたり、どのような思いがありましたか。

Pocheさん「今作は特定の相談者さまをモデルにしたものではなく、複数のご相談内容や心の動きを元に構成したフィクション作品です。親を大切にしたい気持ちと、自分らしく生きたい気持ちの間で揺れ動き、強い『罪悪感』を抱えてしまう方は多いと感じています。この作品では、その罪悪感を否定するのではなく、『どう付き合っていくか』という視点を大切に描きました」

Q.心理カウンセリングでは、主にどのような相談を受けることが多いですか。

Pocheさん「カウンセリングでは、仕事関係の悩みやパートナー・家族との関係性など、幅広いご相談を受けています。中でも多いのが、『言いたいことがあるのに言えない』『分かってもらえないと感じてしまう』といった、『環境や人間関係から生まれる生きづらさ』に関するお悩みです。親子関係や特に母親との関係に悩む方々が多いので、SNSでは『パン田さん』というキャラクターを通して、母との関係や心の葛藤を描く漫画を発信しています」

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

Pocheさん「漫画を描き始めたのは、ダイヤモンド社から出版されている『あなたはもう、自分のために生きていい』という書籍がきっかけでした。心理学をテーマにすると、どうしても内容が重たくなりがちです。そこで、少しでも優しく、分かりやすく伝えたいと思い、書籍の内容を補足する形で漫画を描くようになりました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。

Pocheさん「現在はパン田さんを中心としたお話が多いのですが、今後はさまざまな生い立ちや立場、背景を持つキャラクターも描いていきたいと考えています。より多くの方々が『これは自分のことかもしれない』と感じられるような作品を通して、心にそっと届く表現を続けていきたいです」

Q.作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。

Pocheさん「『自分の気持ちを代弁してもらえた気がした』『読んでいて涙が出ました』『母との関係に悩んでいるのは自分だけじゃないと分かって、少し楽になりました』といった声を多くいただいています。共感や安心につながったという感想をいただけることが、創作を続ける大きな励みになっています」

オトナンサー編集部

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