ウクライナが関与?
ロシア本土でSu-30戦闘機が破壊される?
ウクライナ国防省情報総局(GUR)は2024年12月14日、ロシア南部のクラスノダール地方で、鉄道の機関車とSu-30戦闘機が相次いで炎上したとする映像を公開しました。
ロシア軍で運用されているSu-30SM(画像:ロシア国防省)。
GURによると、12月13日にクラスノダール市で大規模な火災が発生し、鉄道機関車3両が使用不能になったのこと。翌日には、クリムスク市の飛行場でSu-30戦闘機が炎上したとしています。
映像では、鉄道車両や戦闘機に火災が発生していることが確認できます。ウクライナ側の破壊工作の可能性がありますが、真偽は不明で、破壊した手段についても明らかにされていません。
なお、GURは今年10月にもロシア南部オレンブルクの軍用飛行場でロシア軍のTu-134輸送機が炎上したと発表しています。また、11月にはモスクワ州の「クリン5」飛行場で、ロシア軍のMi-24攻撃ヘリコプターが破壊されたと発表しており、前線から離れたロシア本土で航空機が破壊される事案が相次いでいます。