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「超長距離夜行バス」5選 日本最長は?「はかた号」しのぐ片道1110km 所要約16時間も

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夜行高速バスのなかでも運行距離や運行時間が長い路線、どのようなものがあるのでしょうか。1000km以上の距離を走る路線もありますが、「距離が長いほど運行時間も長い」とは限りません。

「キング」こと「はかた号」は日本最長路線ではない!?

 夜行高速バスの運行距離は、長いものでは1000kmを超えます。一方で、運行距離はさほど長くなくても、運行時間が長いものも。今回は、運行距離や運行時間に着目し、長距離夜行バス路線を5つ紹介します。

西日本鉄道「はかた号」 東京(新宿)~北九州・福岡

・運行距離:約1097km(全国2位)
・運行時間:14時間39分(福岡発新宿行き、全国4位)

 東京と福岡を結ぶ「はかた号」は、西日本鉄道の看板路線です。1990(平成2)年の運行開始当初からバスファンのあいだで有名な路線ではありましたが、北海道テレビのバラエティ番組『水曜どうでしょう』で「キング・オブ・深夜バス」として取り上げられて以降、広く知られるようになりました。かつては運行距離、運行時間ともに全国1位でしたが、高速道路の延伸や経路変更などで徐々に短縮され、1位の座をほかの路線に譲っています。

Large 200124 longyakou 01パールホワイトの車体が特徴の西日本鉄道「はかた号」専用車両(須田浩司撮影)。

 2020年現在の「はかた号」は、前方4席のみに設けられた個室タイプ「プレミアムシート」と本革シートを採用した3列独立「ビジネスシート」の2クラス制です。「プレミアムシート」は、座席がパーテーションで区切られた個室タイプになっており、電動式本革リクライニングシートにはシートヒーター、マッサージ機能、座面送風機能を搭載。空気清浄機や「iPad mini」貸し出しサービスもあるなど、その快適さは、「動くネットカフェ」という表現がぴったりです。人気も高く、平日にもかかわらず満席になることも少なくありません。

 一方の3列独立「ビジネスシート」も、シート生地は本革を採用。最後列の女性専用席(3席)を除き、3点シートベルトを搭載しています。足が伸ばしやすいフットレストや、まわりを気にせずに休むことができるフェイスカーテンなども、14時間以上の乗車を快適にしてくれます。

 運賃は時期により変動しますが、乗車日の45日前までの決済で適用される「WEB早割45」を利用すると、最安7700円で乗車可能です。

「はかた号」をしのぐ運行距離の夜行バス路線とは?

 2020年現在、「運行距離で日本最長の夜行高速バス」は、「はかた号」と同じ東京~博多間の路線です。

オリオンバス 8021便/8022便 東京~山口・福岡

・運行距離:約1110km(全国1位)
・運行時間:15時間50分(東京発福岡行き、全国1位)

 オリオンバスは、旅行会社のオリオンツアーが予約を取り扱い、子会社のオー・ティー・ビー(東京都江戸川区)および天領バス(福岡市)、八洲交通(青森市)が運行する高速路線バス。このうち、東京~福岡線8021便・8022便は、天領バスが運行を担当します。運行距離、運行時間ともに「はかた号」を抜いて全国1位となっていますが、所要時間が15時間を超えるのは、途中で新山口駅前を経由するからです。

 車両は、トイレなし4列シート車「のびのびプラス」が充てられます。シート幅46.5cm、シートピッチ96cm、リクライニング角度128度は、4列シート車のなかでもゆったりとした部類に入ります。乗車時からシートをフルリクライニングした状態でスタンバイしているのも、オリオンバスならではといえるでしょう。運賃は最安7000円台から。なおトイレはついていないため、2時間から3時間おきにSA、PAでの休憩があります。

防長交通「萩エクスプレス」 東京~徳山・山口・萩

Large 200124 longyakou 02防長交通が運行する東京~徳山・山口・萩線「萩エクスプレス」(須田浩司撮影)。

・運行距離:約1001km(全国3位)
・運行時間:14時間39分(萩発東京行き、全国4位)

 防長交通(山口県周南市)が運行する「萩エクスプレス」は、東京と山口県内主要都市を乗り換えなしで結ぶことから、利用者も多い路線として知られています。かつては運行距離が全国2位、運行時間は日本最長でした。こちらも高速道路の延伸や経路変更、他社の新路線の登場などで、日本最長時間の座をほかの路線へ譲りましたが、いまも「本州内の最長距離バス」です。

 車内は、3列独立シート28人乗りのトイレ付き夜行高速仕様。フットレスト、レッグレストを完備するほか、窓側座席には通路と座席を仕切るカーテンも装備されており、長時間移動を快適に過ごせるようになっています。

夜行バス運行時間第2位の路線は意外にも「兵庫~首都圏」

 運行時間で日本2位の路線は、意外にも運行距離のうえでは、さほど長くありません。

全但バス「Limon Bus」 TDS・東京~京都・大阪・神戸・姫路・城崎温泉

・運行距離:約750km(全国10位以下)
・運行時間:14時間40分(城崎温泉発TDS行き、全国2位)
※「TDS」は「東京ディズニーシー」の略。

「Limon Bus(リモンバス)」は、旅行会社の神姫バスツアーズ(兵庫県姫路市)が予約を取り扱い、神姫観光バス(同)や全但バス(兵庫県養父市)などが運行する高速路線バスです。このうち、東京~城崎温泉線は、全但バスが隔日で運行。2017年の運行開始当初は東京と兵庫県北部の但馬地方とをダイレクトで結ぶ路線として注目を集めました。途中、京阪神のほか、加古川、姫路などでも乗降を行うため、所要時間は1000km超えの路線に匹敵し、東京方面行きは始発地の城崎温泉を16時40分に発車します。

 車両は、レモン色をイメージした黄色の車体に黄色いシートが特徴の4列ワイドシート40人乗りを使用。トイレのほか可動式枕、フットレスト、レッグレスト、充電用USBポートを装備するなど、快適性が重視されています。

西東京バス・伊予鉄バス「オレンジライナーえひめ」 東京(新宿)・横浜~松山・八幡浜

Large 200124 longyakou 03「オレンジライナーえひめ」伊予鉄バス便。現在は「ポンジュース」のラッピング広告が施されている(須田浩司撮影)。

・運行距離:約919km(全国5位)
・運行時間:14時間20分(八幡浜発新宿行き、全国6位)

 西東京バス(東京都八王子市)と伊予鉄バス(愛媛県松山市)が運行する「オレンジライナーえひめ」は、30年以上の歴史を持つ老舗路線です。かつては新宿~松山間の運行でしたが、2008(平成20)年9月に愛媛県西部の八幡浜へ延伸、さらに2014(平成26)年11月には横浜へ乗り入れ、運行距離、運行時間とも延びた一方で、利便性も向上しました。

 車内は、3列独立シート28人乗りのトイレ付き夜行高速仕様。フットレスト、レッグレスト、コンセント(またはUSBポート)を完備するほか、窓側座席には通路と座席を仕切るカーテンも装備されています。

 ちなみに、愛媛側の起点である八幡浜市は大分へ渡るフェリー(別府行きと臼杵行き)が多数運行されており、このバスと組み合わせれば1回の乗り継ぎで東京~大分間を移動できます。時間はかかりますが、繁忙期の飛行機が混み合っている時期などに安く移動する選択肢のひとつとして、検討してみる価値はあるかもしれません。

長距離夜行バスは減少傾向 しかし新たな動きも

 2010年代に入り、長距離夜行高速バスの路線休廃止が相次いでいます。かつてバブル崩壊後の1990年代後半に路線淘汰の波が訪れ、運行距離で日本2位だった名古屋~鹿児島線「錦江湾号」などが廃止されましたが、昨今、2度目の波が押し寄せているといってもよいかもしれません。

 その要因は「新幹線の利便性向上」「LCCの台頭」「長距離フェリーの利便性向上」といった外部環境の変化に加え、最近では深刻な乗務員不足で運行を断念せざるを得ないケースが顕著になっています。この結果、関西と九州を結ぶ夜行路線が大幅に減少したほか、名古屋~九州間にいたっては、もともと8路線あったものが1路線にまで減りました。

 一方で新しい動きもあります。西日本ジェイアールバスは2019年6月に、北陸(富山、金沢、福井)と四国(徳島、高松、高知)を結ぶ夜行高速バス「北陸ドリーム四国号」をジェイアール四国バスと共同で、同年12月には北陸と山陽(岡山、広島)を結ぶ「百万石ドリーム広島号」を中国ジェイアールバスと共同で、それぞれ開設しました。ともに約12時間を走る路線ですが、利用は堅調に推移しているといいます。

 当時、北陸と四国・山陽を直結する交通機関はほぼ皆無で、この区間はライバルとなる他社のバス路線も不在でした。バス会社はそこに目を付けたのです。また、夜行バスではふたりの運転士が数時間おきに交代してハンドルを握るのが一般的ですが、新設の2路線は途中の西日本ジェイアールバス京都営業所を境に、以東を同社が、以西をジェイアール四国バスまたは中国ジェイアールバスの運転士が受け持つという、交代制の完全ワンマン運行を実施しています。「車内での仮眠ではなく、宿泊施設で休養を取れる」「効率的な乗務員運用が組める」といったメリットを生かした、広域連携が可能なJRバスならではの路線開設といえましょう。

Large 200124 longyakou 04富山から約12時間かけて高知駅バスターミナルに到着した「北陸ドリーム四国号」西日本ジェイアールバス便(須田浩司撮影)。

 夜行高速バスを取り巻く環境はかつてないほど厳しさを増していますが、「北陸ドリーム四国号」「百万石ドリーム広島号」のように、ほかの交通機関では行きづらい場所や、これまで路線がなかった場所で新設する動きも出てきています。もしかすると「隠れた夜行需要」はまだあるのかもしれません。

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