一宮JCTを通らず名古屋へ直行!
2026年6月29日、名古屋高速道路公社が第65回運営会議を開きました。会議では国道22号名岐道路「一宮~一宮木曽川」について、最新の事業進捗と整備計画が公表されています。
右上の高架道路が名古屋高速16号一宮線。終点の一宮中入口付近は、上下線一体型の橋脚に対し、橋桁は上り線だけ(画像:国土交通省中部地方整備局)
名岐道路は、名古屋高速16号一宮線をさらに北へ延伸し、東海北陸道の一宮木曽川ICに直結させるものです。2025年度に有料道路として新規に事業化されました。延長は7kmで、国道22号の上に4車線の高架道路を整備する計画です。
また途中には両郷町出口、常願通南入口、高田南出口、高田西入口(いずれも仮称)を設ける予定。さらに、一宮木曽川ICはランプを追加するなどしてJCTに改造し、本路線の機能を最大化するとしています。
名古屋高速は2025年度、本区間の整備を国との合併施行事業として推進するため、費用負担や施工業務の区分に関する協定を締結しました。また、2026年度はすでに設計関連の業務を進めているほか、沿線住民などへの説明も実施する予定。また年度後半からは、用地での測量・地質調査などにも着手を見込んでいます。
なお一宮線は現在、名神の一宮ICを越えた一宮中入口で途切れています。東海北陸道へ行くには、一宮ICから名神に入り、一宮JCTから東海北陸道に進む必要があります。これが中京圏屈指といわれる一宮JCT周辺の大渋滞を引き起こす一因になっています。
名神高速では対策として、一宮IC~一宮JCT間の片側3車線化を2024年より順次実施しました。渋滞は大きく緩和したものの、路肩や車線幅を狭くしてスペースを捻出した“応急措置”的な対策であるため、NEXCO中日本は近い将来に、元の2車線へ戻すことも示唆しています。
名岐道路が完成すれば、名神を通らずに名古屋高速と東海北陸道が直結するため、渋滞の抜本的な緩和が見込まれます。
