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え、「スホーイ」「ミグ」は軍用機を造らない!? 特殊過ぎるロシア航空産業の現状とは

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世界屈指の航空機生産体制を持つロシアですが、他国とは異なる産業構造を擁しています。例えば「スホーイ」や「ミグ」といった名門メーカーは自前の工場がないのだとか。どういうことでしょうか。

アメリカに次ぐ航空機生産大国

 ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから3年が経過しましたが、ロシアの戦闘機産業は、いまだアメリカに次ぐ規模を誇ります。

Large figure1 gallery10ノヴォシビルスク航空機工場で製造されるSu-34戦闘爆撃機(画像:UAC Russia)。

 世界屈指の航空機生産体制を持つ同国において、特に有名なメーカーが「スホーイ」と「ミグ」でしょう。冷戦期から続くこれら名称は、世界中の航空ファンや軍事専門家にとって馴染み深い存在です。

 しかし、意外なことに、スホーイやミグは戦闘機を「生産」しているわけではありません。彼らは航空機メーカーでありながら自前の工場は持っておらず、別会社で生産しています。

 旧ソ連時代、スホーイとミグは、いわゆる「設計局(OKB)」と呼ばれた航空機の設計・開発を担う部門でした。つまり、新型戦闘機のコンセプトを考え、設計し、性能試験こそ行うものの、試作機の製造や量産は別セクションが担当していたのです。この体制は、ソ連が崩壊し、ロシアになっても独特の分業制度として残り続けています。2025年現在も、スホーイやミグが設計した航空機は別々の工場で、それぞれ機種が重複しないよう製造されています。

 具体的には、以下の4か所です。

・コムソモリスク・ナ・アムーレ航空機工場(KnAAPO・KnAAZ)
 ロシアで最大規模を誇る航空機工場であり、極東ロシアに位置します。ロシア空軍の主力戦闘機であるSu-35Sや第5世代戦闘機Su-57を生産しており、かつては中国向けSu-30MKKも生産していました。ゆえに今、最も注目されている戦闘機工場です。またロシア製旅客機「スホーイスーパージェット100」の生産ラインも存在します。

・イルクーツク航空機工場(IAZ)
 バイカル湖に近いイルクーツクにあるこの工場では、ロシア空軍向けや輸出市場で高い人気を誇るSu-30MKI/Su-30SMシリーズや、新型練習機Yak-130などを生産しています。Su-30SMはフランカーシリーズの中で最も多く生産されたバリエーションの1つであり、インドやアルジェリアなど多くの国々で採用されている戦闘機です。新型旅客機MC-21の生産も行われます。

存続の危機に立つミグ戦闘機の工場

・ノヴォシビルスク航空機工場(NAPO)
 シベリアの中心に位置するノヴォシビルスクにあり、ロシア・ウクライナ戦争において最も活発に実戦投入されているSu-34を生産する工場です。Su-34は、戦闘爆撃機としての役割を持ち、長距離作戦や精密攻撃に適しています。また、詳細不明なステルス無人戦闘機とされるS-70「オホートニク」の生産も担っています。

Large figure2 gallery11イルクーツク航空機工場で生産されるSu-30SM多用途戦闘機。最も生産されたフランカーシリーズの1つである。(写真:イルクート)

・ソコル航空機工場
 モスクワから西に200kmのニジニノヴゴロドに位置し、ここでは主にミグブランドの戦闘機の生産を行っています。現在はMiG-29とその発展型MiG-35がメインですが、好調なスホーイに比べ受注数が少ないことから、存続の危機に立たされています。

 ソ連崩壊後、各設計局と航空機工場は個別の企業として独立したものの、2006年からロシア航空業界の統合が始まり、現在すべての設計局と航空機工場は「ユナイテッド・エアクラフト・コーポレーション(UAC)」の傘下で、一元的な管理のもと運営されています。

 2022年2月から始まったロシアによるウクライナ侵攻は、良くも悪くもロシアの戦闘機産業に大きな影響を与えています。具体的には、ロシア空軍向け戦闘機の発注増による生産の増強が行われている一方で、戦争の長期化によって諸外国の「ロシア離れ」が目立つようになり、海外輸出はあまり好調とは言えません。

 また自国製といえども、電子機器の製造に不可欠な半導体は西側諸国に依存していました。それが、ウクライナ侵攻による西側の経済制裁によって、もはや合法的な手段で入手することが事実上、不可能になっています。

 一方でロシアの半導体産業は非常に小規模で需要を満たせません。そこで各工場では密輸した製品が使われているのではないかと考えられます。

 こうしたことを鑑みると、アメリカで第2期トランプ政権が発足し、プーチン大統領と停戦交渉を始めたことは、ロシアの航空産業も注視しているのではないかと筆者(関 賢太郎:航空軍事評論家)は捉えています。

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