カシオ計算機(東京都渋谷区)が2021年から展開中のオンラインサービス「MY G-SHOCK」。ベゼルやバンド、フェイスなどのパーツを組み合せて、好みのデザインにできるものだ。個人ユーザーが、「推し」のカラーや、飼っているペットの色に近づけたカスタマイズ時計を作り、まるでコラボモデルのように身に着けるケースがあるという。
こうした「妄想コラボモデル」を、同社がプロジェクト化。企業やインフルエンサーと組み、「もしも実際にコラボしたら」というモデルを制作し、「MY G-SHOCK 妄想コラボモデル」のウェブサイト上で公開している。
身近な食品やペットなど幅広いジャンル
個人による「妄想コラボモデル」として、アサギリインコを飼育している人が、その体の色を基調としたモデルを制作。「MY G-SHOCK 妄想コラボモデル」サイトでは、黄緑色のバンドに、くちばしの周りの黄色をイメージした色のベゼルを使用した G-SHOCKが紹介されている。
カシオと企業などとの「妄想コラボ」も、同じサイトに複数並んでいる。例えば、パイン社(大阪市)の「パインアメ」をイメージした、黄色と緑のバンドを使用した時計。全身白いボディーで、ごく一部赤いパーツが使われているのは、「紀文はんぺん」をイメージしたG-SHOCKだ。
ほかにも、チャンピオンカレー(石川県野々市市)、アース製薬(東京都千代田区)、ネコランドと、コラボ相手・モデルいずれも多彩だ。
カシオ計算機広報部によると、「妄想コラボ」では、身近な食品やペットなど幅広いジャンルの中から、ロゴや製品自体に特徴的なカラーリングがある企業などを中心に選定したという。
価格は、1万5400円から。選ぶパーツによって価格が変動する。「MY G-SHOCK」サイトでカスタマイズが可能だ。<J-CASTトレンド>