亡くなった人の物を使うのは、スピリチュアル的に見てどんな意味を持つのでしょうか。
「故人に守られている」と感じる人もいれば、違和感を抱いて使いづらいと感じる人もいるでしょう。また、「処分するのは縁起が悪いような気がして躊躇してしまう」ということもあるかもしれません。
この記事では、亡くなった人の物を使う意味についてスピリチュアル観点から考えていきます。
■亡くなった人の物を使うのはスピリチュアル的にアリ?
亡くなった人の物を使うことは、スピリチュアルな観点で特に問題ありません。
故人の思いがこもった物だからこそ、継続して使うことでお守り代わりになってくれるでしょう。
見るだけで安心感を得られたり、大切に扱うことで故人とのつながりを感じられたりするかもしれません。故人の魂を供養することにもなると考えられます。
とはいえ、亡くなった人の物を使わずに処分することが悪いかといえば、そうとも限りません。何となくネガティブな印象を受ける物ならば、無理に使い続ける必要はないでしょう。
■亡くなった人の物を使うスピリチュアルな意味
亡くなった人の物を使うことは、スピリチュアル的に見てどんな意味や効果があるのでしょうか? 具体的に見ていきましょう。
◇(1)トラブルから身を守ってくれる
風水において、使っている物には持ち主の魂が宿ると考えられています。
もし、生前に深いつながりがあった人の遺品であれば、あなたが使い続けることでお守りとなるでしょう。
時計や装飾品などは形見として譲り受けることも多い品。肌身離さず持ち歩くことで、トラブルからあなたを守ってくれるかもしれません。
◇(2)波動を高めてくれる
亡くなった人の物を使うことで、安らぎを得られる効果もあるでしょう。
何となく「温かい気持ちになる」「ほっとする」などポジティブな感情を抱くなら、その物と波長が合っているサイン。大切に使うことで、あなたの波動を高めてくれます。
◇(3)故人とのつながりを感じられる
亡くなった人の物を使うことで、故人を偲ぶことにもつながります。つながりを感じられ、あなたの心の支えにもなるでしょう。
また、故人との縁を感じることで、「今周りにいる人のことも大切にしよう」という気持ちが芽生えてくるはずです。
■亡くなった人の物を使う時の注意点
亡くなった人の物を使うにあたって、いくつか注意したいポイントを紹介します。
◇(1)譲り受けた物は大切に扱う
亡くなった人の物には、その人のエネルギーが宿ると考えられています。そのため、故人の物を大切に扱うことこそ、故人の思いを大切にするということ。
乱雑に扱うことなく、感謝を込めて丁寧に大切に使いましょう。
そうすれば亡くなった人はあなたのことを見守り、今後の人生でさりげなくサポートをしてくれるはずです。
◇(2)亡くなった人の物を残しすぎない
遺品整理をする際、思い出の品をなかなか処分できないかもしれませんね。
しかし、亡くなった人が使っていた物を全て残す事は物理的に難しいでしょう。また、亡くなった人のエネルギーが大量に残り続けてしまうのは良いこととはいえません。
そのため、引き継ぐ物と手放す物の線引きをはっきりしましょう。
実際に使う物かどうかという判断軸でも構いませんし、自分の感覚に従ってポジティブな印象がある物かどうかという判断軸でもOK。
遺品を手放すことに抵抗があれば、供養やお焚き上げを依頼しましょう。
□亡くなった人の物は使っても手放してもOK
亡くなった人の物を使うことは、故人を偲ぶことにもつながります。譲り受けた物を大切に使えば、きっとあなたのお守りとなってくれるはずです。
引き継ぐ物と手放す物を判断して、より良い人生を歩んでいきましょう。
(LIB_zine)
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