ローソンストア100(神奈川県川崎市)が、人気シリーズ「100円おせち」の初の価格改定をした新商品「100円・150円おせち」を12月25日から発売します。
2012年から発売されている「100円おせち」シリーズは、1品108円(以下、税込み)で好きなおせち商品を必要な分だけ買うことができ、累計約1500万食を販売した人気商品となっています。
同社によると、「近年の物価高騰の中、オフシーズンの工場を活用、サイズ不選別、早期の仕入・数量確約等によりコストを抑えることで100円を維持してきましたが、この度、品質の維持・向上及びお客様ニーズに幅広く対応させていただく事を目的に商品価格を一部改定させていただく事になりました」と説明しています。
「100円・150円おせち」では、全45種類のうち31種類を108円、14種類を162円で発売。「100円おせち」の31種類について「規格調整や産地変更・長期契約により品質を維持しながら価格を据え置きました」とアピール。定番の「蒲鉾(かまぼこ)」は120グラム→85グラムに量目調整による価格維持をしたが、タイを混ぜ込み、付加価値を高めて提供するということです。また「いか黄金」などの人気の水産珍味は原材料の調達先や産地を見直し「品質や量目を落とさずに100円維持を実現しました」と説明しています。
「150円おせち」では、北海道産のホタテを使用した「北海道産帆立煮」、程よい甘みのさつまいもあんに、ダイス状にカットした粒々の栗を合わせた「つぶつぶ紫栗きんとん」などがラインアップ。
「100円おせち」では、ちりめんのつくだ煮とハチミツ、クルミと合わせた「ちりめんくるみ」、添付されているカツオのつゆたれで酢の物が苦手な人でも食べやすい味になっている「沖縄県石垣島産洗いもずく 鰹つゆたれ付」、カツオの和風だしで仕立てた「人参の飾り切り(梅)」が新商品として登場します。
オトナンサー編集部