第五子を妊娠中の辻希美さんが、YouTubeで妊娠後期のつらさを告白。
■「ここに来てすごいメンタルをやられてる状態です」
今年3月に第五子の妊娠を発表した辻希美さん。お腹の赤ちゃんは18年ぶりの女の子で、出産予定日はもうまもなくのようです。
そんな辻さんですが、神妙な面持ちで「私の今の食事に関してちょっと色々ね、ありまして」と切り出しました。前回の妊婦健診の結果、医師から「糖質に気をつけたほうがいい」と言われたようで、自己流で食事制限をしていると明かしました。
しかし「甘い物をめちゃめちゃ食べたい」欲求があるため「マジでメンタルが破壊されそうで」「昨日もなんか気づいたら泣いちゃって。もうなんかここに来てすごいメンタルをやられてる状態です」と、つらい心境を告白。
そのうえ、ストレスなのかわからないとしつつ、「だるさと眠気とめまいと動悸と情緒不安定みたいなものとかも来ちゃってなにが正解なのかわかんなくて」と、妊娠後期のマイナートラブルにも悩まされているそうです。
そのほかにも「ここにきてもう寝れないし。足がつっちゃって眠れないしトイレも近いし胎動も痛いし尾てい骨痛いし恥骨痛いし、もう何してても体がしんどい状態で。暑いしね。あと食事制限ってなるとちょっと……大事なことなのは分かっちゃいるんですけど」と、妊娠後期の様々なしんどさに耐えている辻さん。
朝のメンタルは大丈夫でも夕方以降になると「ズーンッ」と落ち込んで泣けてくるそうで、そんな状態でも子どもたちのためにごはんを作らなければならないこと、子どものテスト期間でピリピリしていたことなど、自身を奮い立たせて頑張っていたようです。
この動画を撮影したのは6月。その後、ブログで辻さんは再検査を報告しており、結果は無事「大丈夫だった」そう。「この2週間かなり食事制限してかなり意識して生活してたから精神的にちょっとしんどかったけど、検査結果が大丈夫と聞いて泣きそうになった」と綴っていました。
第五子の誕生はもうすぐそこ。暑い夏の出産は初めてという辻さんですが、産後はきっと家族総出で赤ちゃんを歓迎し、ママをサポートしてくれることでしょう。
■妊娠中はトイレが近くなりやすい
妊娠28週0日から39週6日を妊娠後期といいます。赤ちゃんの成長に伴って妊婦さんの体も変化するため、さまざまなマイナートラブルも起きやすくなります。
動悸・息切れやめまいもそのひとつ。妊娠すると循環血液量が増加し、妊娠後期になると、妊娠前の約40％から50％増加します。そのため、全身に血液を送り出す心臓に負担がかかり、動悸や息切れを感じやすくなります。安静にして治まるようであれば心配はいりませんが、普段からゆっくりした動作をするように心掛けるとよいでしょう。
また、妊娠中は多くの女性が頻尿になりやすく、これには大きくふたつの原因があります。ひとつは先ほども述べたように体内の血液量の増加が関係しており、体をめぐる血液の量が増えるのに伴い作られる尿の量も増加するため、排尿回数も増え、頻尿になったと感じるようになります。
ふたつめは、大きくなった子宮が膀胱を圧迫することで起こる頻尿です。妊娠前はニワトリの卵ほどだった子宮ですが、妊娠初期には7cmほど、妊娠末期には約5倍の36cmにまで大きくなるといわれています。大きくなった子宮は、狭い骨盤の中でほかの臓器を圧迫し、膀胱も圧迫されるので、尿を溜めておく容量が減ったり、排尿にかかわる神経が刺激されたりし、それによって頻尿になることがあります。とくに妊娠後期に起こる頻尿ではこの影響が大きいといえるでしょう。
参照：
【医師監修】妊娠後期の注意点！7つのマイナートラブルと対処法
【医師監修】妊娠初期は頻尿になりやすい？2つの原因と対策とは
（マイナビ子育て編集部）
