ラオスってどんな国?
写真『ラオスの伝統衣装を着た女性』
ルアンパバーンについてご紹介する前に、ラオスという国についてあまり知らない人も多いと思うので、簡単にご紹介しましょう♪
地理
ラオスは、インドシナ半島にある日本の本州と同じくらいの広さの国です♪カンボジア・ベトナム・タイ・中国・ミャンマーに囲まれ、半島にある国ですが海はありません^^;しかし、メコン川が国を縦断するように流れているので、ラオスの写真というと、水辺の風景をよく見かけることでしょう◎
気候
ラオスは、熱帯モンスーン気候です。また、3つの季節があります!
- 乾季:11月~2月
観光のベストシーズンです。朝晩は涼しいと感じる日もあるでしょう。 - 雨期:5月中旬~10月
毎日のように雷雨やスコールが降り、気温も30度を上回るので蒸します。1日中雨が降る日は、それほど多くありません。 -
暑季:3月~5月上旬
聞きなれない言葉かもしれませんが、猛暑日が続く季節です。40度近くになる日もあります。
ラオスへの行き方と基本情報
場所『ラオスの国旗』
日本からのアクセス
日本からラオスへの直行便はありません。今回は、ルアンパバーンが目的地なので、首都のヴィエンチャンではなく、ルアンパバーンへのアクセスがいい方法をご紹介します◎
また、ルアンパバーン空港から市街地へはタクシーで15分ほどです。
- ベトナムのハノイ経由ルアンパバーン空港へ(合計飛行時間約6時間半)
- タイのバンコク経由ルアンパバーン空港へ(合計飛行時間約8時間半)
※時間に乗り換えの待ち時間は含みません
ヴィエンチャンからのアクセス
首都のヴィエンチャンとルアンパバーンの両方に滞在したい人は、次のような移動方法があります。
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飛行機
ヴィエンチャン空港からルアンパバーン空港まで約45分 -
バス
ヴィエンチャンからルアンパバーンまで約12時間半。寝台バス有り。
基本情報
国名:ラオス人民民主共和国
言語:ラーオ語
通貨:キープ
時差:日本より2時間遅い
ラオスの古都・ルアンパバーンとは?
場所『ルアンパバーンの街』
ルアンパバーンは、ラオスの北部に位置しています♪ラオス王朝の面影が残り、日本の京都のようなイメージ◎ラオスがフランスの植民地だったころのコロニアル調と伝統的な建物が建ち並ぶ姿が美しく、1995年に街全体が、世界遺産に認定されました。
ラオスの寺院は日本と異なり、エメラルドや黄金で装飾された華やかな建物♡朝には、オレンジの衣を着た僧侶が托鉢を行い、市民が食料などを鉢に入れる光景が見られます!その姿を見るために早起きして出かける観光客もいますが、信仰深い仏教国のマナーを守ることを忘れないようにしてください◎
また、ルアンパバーンは、メコン川とカーン川の合流地点のため、雄大な自然を体験することもできます♪
おすすめの観光①:ワット・シェントーン
場所『ワット・シェントーン』
ワット・シェントーンは、ルアンパバーンで”もっとも美しい寺院”のひとつといわれているため、ぜひ訪れて欲しい場所です!本堂のほかに、仏教の物語を描いたモザイク画のマイトーンや立像堂などがあります◎
その中でも、ルアンパバーンの王かつ、ラオス初代国王であるシーサワンウォン王の葬儀で使用した霊柩車を納めた霊柩車庫は、金色の細工で目立つ建物です♪霊柩車の車庫を金色に細工するというのは、日本人には不思議な感覚ですね^^;
おすすめの観光②:クアンシーの滝
場所『クワンシーの滝』
メコン川とカーン川の合流地点であるルアンパバーンの郊外には、数多くの滝が点在しています!その中で、”もっとも美しい滝”といわれているのが、クワンシーの滝です♪エメラルドグリーンの滝つぼと約50の落差のある滝には、マイナスイオンがたっぷり♡
街から滝までは、30kmほど離れているので、トゥクトゥクの運転手さんと交渉して、時間払いにしたり、ホテルに頼んで、乗合バンを手配してもらうのがいいでしょう。現地での手配が不安な人は、日本でオプショナルツアーを予約してしまう方法もあります◎
おすすめ観光③:少数民族・モン族の村
写真『モン族の工芸品』
モン族は、ラオスだけでなく、タイなどにも住んでいる山岳少数民族です!カラフルな刺繍が施された民族衣装を身にまとっています◎現在は、伝統的な刺繍を施した布や雑貨を観光客向けに販売もしていて人気です♪
クアンシ―の滝と合わせて立ち寄ることができるので、少し違ったラオスの文化を知りたい人は、訪れてみてはいかがでしょうか?
おすすめ観光④:メコン川クルーズ
場所『ルアンパバーン/メコン川クルーズ』
メコン川クルーズは、いくつかの会社が催行しています。基本的に船内のキッチンで調理するランチ付きのツアーで、それ以外に観光地に立ち寄るものもあります!
時間も半日または、1日のものがありますので、旅程合ったプランをみつけてください。
メコン川クルーズとパークウー洞窟&クアンシーの滝1日観光(HIS)
おすすめの観光⑤:ナイトマーケット
場所『ナイトマーケット』
ルアンパバーンのメインストリート”シーサワンウォン通り”で、日没になるとはじまるのが、ナイトマーケットです!ラオスで”一番大きなナイトマーケット”ともいわれています♪ルアンパバーンには、お店が多くないので、お土産はナイトマーケットで買うのがおすすめ◎
国によっては、客引きが強引なマーケットもありますが、ルアンパバーンのナイトマーケットは、こちらから声をかけるまで、無理に話しかけられたりはしないので、安心してくださいね。また、マーケットにはおすすめの屋台グルメもあります!
おすすめの屋台グルメ①:カオ・チー
写真『カオ・チー』
カオ・チーとは、ラオス式フランスパンのサンドイッチ♡ラオスは、かつてフランスの植民地だったので、今でもフランスパンがおいしいと評判です♪屋台では、その場で、お好きな具を挟んでくれます!具はツナや鶏肉などメインの具+トマトやキャベツなどの野菜です◎
また、もち米で作った五平餅のような料理もあるのですが、こちらもカオ・チーと同じ名前で呼ばれています♪理由は……不明です^^;
おすすめの屋台グルメ②:ローティー
写真『ローティー』
マーケットで歩き疲れて、甘いものが欲しくなったら、ローティーがおすすめ♡具はバナナと卵、トッピングにチョコレートとコンデンスミルクをかけます♪甘いですが、おいしいですよ^^
また、手際よく生地を大きく広げて作られる過程も面白いのでぜひ、食べてみてください◎
おすすめの観光⑥:プーシーの丘
場所『プーシーの丘』
せっかく街全体が世界遺産のルアンパバーンのですから、一望できる場所から見渡してみたいですよね♪それが叶う場所が、プーシーの丘♡丘のてっぺんには、1804年に建てられたタート・チョムシーがあります◎街のどこにいても見ることができるんですよ!
頂上までは、計328段の階段を上らなければなりません^^;もちろん、下りもありますから、必ず歩きやすい靴で出かけるようにしてくださいね♪
おすすめのホテル
※写真はイメージです
ルアンパバーンのホテルは、地区によって建っているホテルが違います!家族経営の小規模ホテルやプチホテル、高級ゲストハウスまでさまざまなホテルが集まっているのが、チャオファーグム通りのエリアです♪高級なリゾートホテル中心なのが、プー・バオ通りのエリアになります♡
おすすめのホテル①:ヴィラ メウアン ラオ
1泊3,000円ほどで泊まれるエコノミーホテルです!街の中心地に近く、観光にとても便利◎大手旅行口コミサイトでの評価も高いので、低料金でも安心して泊まれます◎無料Wi-Fiも利用可能です♪
おすすめのホテル②:パラソル ブラン
1泊7,000円ほどで宿泊できる中級ホテルです!美しい庭園のあるホテルで、中庭で朝食をたべることができます♡観光地までも徒歩圏で、便利です◎宿泊代に朝食も込み、無料駐車場やWi-Fiも完備しています♪
おすすめのホテル③:ザ ルアン サイ レジデンス
1泊24,000円ほどで宿泊できる、高級リゾートホテルです!大手旅行口コミサイトで1位に選ばれています♪フレンドリーな接客や充実した設備など、特別な旅行でリラックスした快適な時間を過ごしたい人におすすめです♡
※ホテルの価格は参考です。時期により変動しますので、ご自身でご確認ください。
ラオスは、フランスの植民地になったり、内戦があったり、さまざまな歴史的出来事がありました。その結果生まれた美しい街並みが、ルアンパバーンです♪できればゆっくりと滞在して、世界遺産である街をすみずみまで散策し、郊外へも足を延ばしてくださいね。
※当サイトに記載されている情報は、時事要因などにより正確でない場合がございます。できる限り正確な情報を更新するよう努めさせていただきますが、詳細な部分に関しましてはご自身で事前にお調べ頂くよう宜しくお願いいたします。