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これからの時代に活躍できるのは「休むこと」がうまい人! 上手なリフレッシュ方法とは?

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ビジネス

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ビジネスパーソンにとって30代、40代は、上司もいて、部下もいて、あるいは周囲の活躍も気になって...という悩み多き世代ではないでしょうか。

当コラム「その仕事の悩み、こんなふうに考えてみよう。」では、キャリアや生活にまつわる悩みに、組織や人材開発、コーチングに詳しい「ひろ子ママ」が、アドバイスやエールをお送りしていきます。

◆きょうのお悩み

きょうはGさんが、こんな悩みを抱えていらっしゃいました。

日本人は「休むのが苦手」と言われていますが、私も同じく「うまく休めていないな」と感じています。土日は休日なので出勤していませんが、ただ休んでいるだけで休みを有効活用できていないと感じています。休日を充実させたいです。

日本人は、休みの日も仕事の連絡をする傾向?

エクスペディアが世界16地域対象に行った「有給休暇の国際比較調査」の中では、働く日本人の約4割が「休暇中に連絡を遮断しない」という結果になっています。(2023年2月9日~3月3日に実施)

2位のシンガポールは15%で、日本は他の地域を2倍以上引き離す結果になっています。つまり日本人は、休みの日でも仕事をしている傾向が高いということです。

日本人は休日でも休むことへの後ろめたさを感じている人がいるということでしょう。働き方改革、ワークライフバランスという言葉が浸透してきていますが、まだまだ休むことへのためらいを感じている人も多そうです。

リフレッシュできてない人は、こんな休み方していませんか?

よくオンとオフの切り替えといいますが、休日の過ごし方によってリフレッシュできるかどうかも変わってきます。Gさん含め休んでいるのに「充実感がない」「リフレッシュできていない」と感じている人は、以下のような休み方になっていないか確認してみてください。

・休みだけど仕事の連絡を返してしまう
・休日に平日の仕事の準備をしている
・ひたすら予定を詰め込んで過ごしている
・何もせずに自宅でぼーっと過ごしている
・疲れすぎて寝て終わってしまう

このようなタイプであれば、休日なのに心身を休息させられていない可能性が大です。平日に高い生産性を発揮できている人は、オンとオフの切り替え方が上手いといいます。休日に心身ともにリフレッシュさせることで、平日にモチベーションを保つながら仕事ができるのです。

上手く休むコツとは?

「休むこと」は単に仕事をしないことではなく、仕事以外の新しいことを取り入れる時間にすることです。充実感があり、オンとオフの切り替えになるといいます。うまく休むコツを紹介します。

・普段行かないところに行ってみる

自宅や会社以外で、普段行かないような場所に行ってみるのがおすすめです。旅行でなくても電車で行ける範囲で、降りたことのない駅などの探索はいかがでしょう。普段の考え方とは違うことを想像できるようになります。行きたいと思っていたお店、やりたいと思っていたことにもぜひ挑戦してみましょう。

・予定を入れすぎない

休日を「充実させよう」と予定を詰めすぎてリフレッシュできない人もいます。私も以前、ツアー旅行のオプションをつけすぎて疲労感たっぷりの休日になってしまったこともあります。休日にもオンとオフに切り替えが必要です。予定の中にも脳をリラックスさせる余白を作りましょう。

・仕事と完全に離れる時間を作る

完全に仕事から離れる時間も必要です。先ほどの調査でも日本人の約4割の人は「休日の日にも仕事の連絡をする」という結果になっているので、休日も仕事のことを考えている人が多いともいえます。

1日中は難しいという人は休日の数時間でもスマホから離れて、仕事の情報が入ってこないようにしたり、仕事関連の書類はおいて出かけたりしてみましょう。頭から強制的に仕事を切り離すことも大切です。

出勤日にもできる「上手な頭の休め方」

仕事中も脳を休めることも大事です。忙しいからといって休憩なしでぶっ続けで働く人もいますが、適度に休憩を入れることで生産性が高まるといいます。

「この仕事が終わったらひと休憩しよう」ではなく、「30分、1時間経ったら休憩しよう」と時間で区切って休みを入れるのがおすすめです。

「休み上手だね」は褒め言葉です。Gさんもそんな人を目指して頑張りましょう!(ひろ子ママ)

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