都内1500軒でプレミアムテキーラが飲める
近年、世界的な盛り上がりを見せているメキシコ産の蒸留酒「テキーラ」。安価でアルコール度数が高いといったかつてのイメージは姿を消し、アガベ(原料となる多肉植物)を100%使った「プレミアムテキーラ」が現在、ブームのけん引役となっています。
そんなプレミアムテキーラを提供している店舗がすぐに見つかるアプリが2019年2月5日(火)、リリースされました。その名は「日本メスカル&テキーラマップ」。開発したのはITネットワークシステムの構築などを手掛けるエーアンドオー(渋谷区本町)です。
アプリ内に登録された店舗は全国で約4000軒。そのうち1500軒が都内にあります。住所や電話番号、営業時間といった店舗の詳細情報のほか、取り扱いブランドや店舗までのルートなども知ることができます。
脱「手っ取り早く酔うためのお酒」が進む
エーアンドオーの担当者は、プレミアムテキーラの魅力について次のように話します。
「原料となるアガベを51%以上使っているものを一般的にテキーラと呼びます。それと比べて、プレミアムテキーラはその割合が100%。混ぜ物がありませんから、アガベ本来の味を楽しめ、酔い方もきれいなのです」
価格はボトル(750ml)で1万円前後が一般的です。
「これまでテキーラは『あったら飲むお酒』『手っ取り早く酔うためのお酒』といったイメージがありました。しかし、本来はじっくり飲むもの。消費の急成長で、アガベが不足しており、プレミアムテキーラ自体も少し高級ですが、ぜひ楽しんでもらいたいです。このアプリがその手助けになれたらうれしいです」
担当者はそう話しています。