とある林道でユニークな道路標識を発見しました。スタジオジブリ作品「千と千尋の神隠し」に登場する「カオナシ」が描かれているというものです。黄色い板なので“規制標識”のようですが、一体どういう意味なのでしょうか。
ハハッ!台座にもなんかいるよ!
静岡県富士宮市の外れの林道で、とてもユニークな道路標識を発見しました。黄色いプレートのいわゆる“規制標識”ですが、その真ん中にスタジオジブリ作品「千と千尋の神隠し」に登場する「カオナシ」が描かれているというものです。
富士市にある「カオナシ」標識(乗りものニュース編集部撮影)。
この標識は富士宮市西部を通る県道52号のうち、山梨県南部町との境目近くにあります。
富士宮方面から走ると、路肩に「カオナシ」の標識と、「ゴミいらない 千よこせ」というメッセージが。ただ一般的な道路標識とは異なり、標識の位置は低めで、人の腰の高さと同じ程度にあります。誰がこの標識を設置したのかは不明ではあるものの、この付近での不法投棄やゴミの投げ捨てなどに対する注意喚起が設置理由であると見て良さそうです。
なお、この標識は車窓から見えない台座部分もユニークです。台座に掘られているのは、「ネズミ」をモチーフにした某世界的なキャラクターに酷似したイラストが。この「隠れネズミ」は、標識に近づき台座を覗き込まないと見つかりません。