前髪を上手にセットするには?(画像はイメージ)
前髪が伸びてきたときに、抜け感を出しつつ崩れないようにセットしたいと思ったことはありませんか。どのような点を意識するときれいにアレンジできるのでしょうか。初心者向けの崩れを防ぐ方法や、流行のシースルー前髪を自分でセットする方法などについて、美容室「Grace Avenue」(東京都港区)サロンマネジャーで美容師の原木佳祐さんに聞きました。
大人っぽく見せる「ほぐし」とピンの留め方
Q.髪をきっちり留めすぎると「子どもっぽく」見えます。大人っぽく見せる「ほぐし」のコツはありますか。また、ピンを打つ向きで、崩れにくさは変わりますか。
原木さん「ほぐして大人っぽく見せたい場合は、こめかみや耳前の顔周り、頭頂部、うなじの3点を少し引き出すと、一気に抜け感が出ます。全体をほぐすと崩れた印象になってしまうため、ポイントを絞って指で軽くつまみ、ちょっと持ち上げるのがコツです。
引っ張ると毛束がばらけるので、あくまでもふわっと持ち上げる感覚で引き出していただくと、束感が上手に出て抜け感につながりやすいと思います。コームの先端を使うとコントロールしやすいのでおすすめです。
なお、ピンを打つ向きは斜めにするとよいでしょう。さらに、ピンを2本使ったX留めも崩れにくくて安定します。縦にピンを打つと歩いたりする横の動作に弱くなり、横に打つと階段を上ったりジャンプしたりする動作に弱くなるので、両方に対応できる斜め向きがおすすめです」
前髪のワックス・バームは「内側」につける
Q.ワックスとバームを比べたときに、初心者が失敗しにくいのはどちらですか。前髪の「内側」と「表面」、どちらにつけるのが崩れ防止に効きますか。
原木さん「失敗しにくいのは断然バームです。バームは基本的にオイルとワックスの両方の良さを持っており、少量でも伸びが良いので扱いやすいと思います。しかし、バームはつけすぎるとぬれ髪になるので注意が必要です。
一方で、ワックスはドライタイプやハードタイプ、霧状のスプレータイプ、ファイバータイプなどの種類が多く、1回つけると動かなくて直しにくいというデメリットがあります。
なお、前髪につける場合は表面ではなく内側につけることが大切です。前髪がうねったり分かれたりする原因は内側の根元にあるため、表面につけても根元の動きを改善できません。内側の根元につけるのがベストだと思います」
重めの前髪をシースルー感にするには?
Q.「眉毛を出す・出さない」の印象差はありますか。また、眉毛を少し透けさせる「シースルー感」をつくるための、簡単なセルフ整え術はありますか。
原木さん「男性か女性かで変わりますが、重めで眉毛を完全に隠した、目にかかるギリギリの長めの前髪はどんより見えがちです。それが似合う人もいますが、顔に影ができやすいので、暗い印象や話しかけづらい印象を与えてしまうことがあるかもしれません。注意しましょう。
シースルー前髪のセルフ術としては、まず米粒1粒くらいの少量のバームを手のひらでよく伸ばし、中間から毛先までつけていきます。いきなり根元からつけるのではなく、中間から毛先につけた上で、コームで髪をとかしながら根元までバームを行きわたらせるとよいでしょう。
最後にコームの先端または指先で筋状に分けて、スプレーで固定します。中にはスプレー後にアイプチののりを毛先につけて、おでこと前髪の毛先をくっつけて固定する人もいらっしゃいます」
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ピンは斜めに打ちつつ、ポイントを絞ってほぐすと抜け感が出ることが分かりました。コームやスプレーを活用して、上手にアレンジできると良いですね。
オトナンサー編集部
