1.姫路城
「photo @ 姫路城」
姫路城は、ユネスコの世界文化遺産に登録されており、日本100名城にも選定されている兵庫県姫路市にある国宝です^^
建築技術の粋を極めた傑作として、1993年に日本初の世界文化遺産に指定されました◎歴史的価値はもちろんのこと、日本の伝統的な美しい景色が楽しめる観光スポットとしても人気があり、世界中から観光客が訪れています♡
徳川家康の次女を妻にもつ池田輝政により、1609年に建築されました◎空襲では奇跡的に焼失を免れ、補修や修復を行いつつ当時のままの姿を残しています!
2.大阪城
「photo @ 大阪城」
あの豊臣秀吉が建造した大阪城!国の特別史跡や日本三名城、日本100名城など、与えられた称号はさまざまです◎
大阪城は、石山本願寺の跡地に建造されました◎本能寺の変以後、池田恒興に与えられ池田家が美濃に国替えとなった以降、豊臣政権の本拠地となりました^^
1615年の大阪夏の陣で、大阪城は陥落します。
大阪城公園はとても広大で、公園入口から天守閣まで10~20分ほど歩きます。大阪城内部は資料館などになっています◎
3.熊本城
「photo @ 熊本城」
2016年、熊本地震が起きました。記憶にも新しいのではないでしょうか。
重要文化財、復元した城門などが被災、石垣は約520面が膨らみ、緩み、崩落し、今でも一部がそのままになっています。
2018年3月、「熊本城復旧基本計画」が策定されました。至るところに被害を受けていますが、一日も早く復旧してほしいと願うばかりです。
当然、熊本地震前の状態に戻すことが目的なのですが、実は江戸時代に描かれていた熊本城を目指しているということはご存知ですか?
熊本城は、1877年の西南戦争直前に焼失などして失われましたが、最終的な復旧の目的は、幕末の熊本城を目指そうということのようです!
4.名古屋城
「photo @ 名古屋城」
名古屋城は、1609年に徳川家康が天下統一の最後の布石として建立しました◎徳川御三家のひとつに数えられる尾張徳川家の居城とされた歴史があります。
1945年の名古屋空襲により、建造物のほとんどが灰と化しました。尾張藩時代から変わらず現存するものは、西南隅櫓などわずか6棟のみです。1959年に再建されました。
城郭として国宝第1号に指定された本丸御殿ですが、もっとも焼失が惜しまれたなかのひとつです。しかし、文献や障壁画など残されたものを忠実に再現する復興工事が始まり、2018年にいよいよすべてが完成しました♪
ぜひ、一度足を運んでみたいものです◎
5.五稜郭
「photo @ 五稜郭」
五稜郭は、函館山から6km離れた函館市の中央に位置しています◎
五稜郭のような珍しい形の城壁を「西洋式土塁」といい、城塞都市をヒントとしています。五稜郭は、1860年に工事がすべて完了しました!
展望台2階の展示スペースには「五稜郭歴史回廊」があります。新撰組・土方歳三のブロンズ像も♡
国内最後の内戦とされる戊辰戦争の舞台が、五稜郭です。文化財保護法制定後、1952年北海道唯一の国指定特別史跡に指定されました◎
6.首里城
「photo @ 首里城」
首里城は、1945年の沖縄戦にてアメリカ軍の攻撃で全焼しました。
2000年に世界遺産に登録されましたが、登録されたのは首里城跡です◎
首里城は、1429年~1879年まで琉球王国の国王の居城でした。14世紀末には既に築かれていたことが判明しています。
城内には、正殿・北殿・南殿など重要な建物が御庭を囲み、正殿は1925年に指定されました◎これら建物群すべてが沖縄戦で焼失。
1972年から復元整備が実施されています。
7.小田原城
「photo @ 小田原城」
小田原城は、別名小峯城・小早川城とも呼ばれる平山城です◎国の史跡であり、日本100名城にも選定されています!
北条早雲が奪ってから戦国時代の北条氏の本拠地として整備され始めました。
この時代、上杉謙信や武田信玄の大軍をもってしても陥落しなかった名城ですが、1590年、豊臣秀吉による小田原攻めにより、20万の大軍に包囲され北条家は降伏することとなりました。
8.皇居東御苑(江戸城)
「photo @ 御苑」
現在、「皇居」がある場所には、江戸幕府の象徴ともされる江戸城がありました◎当時の江戸城の規模は小さなもので、扇谷上杉氏の重臣である太田道灌が築いたとされています。
豊臣秀吉の小田原攻めにより、関東を支配していた北条家の滅亡後、徳川家康が関東に移封となり江戸城は段階的に改修され、日本最大の城郭となりました◎
江戸城中心部の本丸・二ノ丸・三ノ丸跡は皇居東御苑として、現在無料開放されています^^皇居外苑・北の丸公園は24時間常時開放されています♪
江戸城は廃城しておらず、現在も使用されている日本唯一の城とも言えます◎
9.鶴ヶ城
「photo @ 鶴ヶ城」
会津若松市のシンボルである「鶴ヶ城」◎今から約630年ほど前に前身とされる東黒川館を葦名直盛が築いたのが始まりで、戊辰戦争では1ヶ月の攻防戦に耐えた名城としてその名は天下に知れ渡りました。
明治7年取り壊され、昭和40年に再建。内部は博物館となっており、会津の歴史に触れることができます^^
平成23年「赤瓦」へのふき替えが完了。幕末当時の姿が再現され、現存する天守閣のなかでは国内唯一の赤瓦の天守となっています◎
鶴ヶ城公園内の約69,000坪の敷地は、国の史跡に指定されています。
10.竹田城跡
「photo @ 竹田城跡」
竹田城址は山頂に残る戦国時代の遺跡です◎山城遺跡として全国でもまれな完存する遺構です。国重要文化財(史跡)となっています^^
竹田城は、1441~1443年に山名宗全配下の太田垣氏により築城され、石垣のない土の城であったとされます。秀吉と弟が3,000の兵で但馬攻めを行い、竹田城は陥落しました。
関ヶ原の戦い後、赤松広秀の死とともに廃城、石垣は400年経て一部修復され現在に至ります。
「天空の城」「日本のマチュピチュ」とも呼ばれ、平成24年「恋人の聖地」として認定されました♡
11.彦根城
「photo @ 彦根城」
「ひこにゃん」は、とても有名な彦根市の公式キャラクター♡ひこちゃんの趣味は彦根城を散歩することであり、1日3回ひこにゃんに会うことができるスポットにもなっています♪
彦根城は、全国的に見ても極めて保存状態の良い城とされ、国宝にも認定されています◎
時報鐘は、現在でも鐘として使用され、「日本の音風景百選」にも選ばれました^^
彦根城は江戸時代14代にもわたり居城とし続け、幕政最高職の大老に3名、4回も就任した名家の名城です◎
12.熱海城
「photo @ 熱海城」
熱海の名勝地、錦ヶ浦山頂にそびえたつ熱海城◎
360度の大パノラマが広がる天守閣展望台からは、熱海市街はもちろんのこと、湯河原や舞鶴半島、初島や大島、伊豆半島までも見ることができる眺望ポイント♪
春には桜の名所、夏には熱海名物の花火の見物ができます^^
熱海城は、海抜120米余、天与の要塞地にあり、築城には最適の地でしたが、小田原北条氏歴代の名将たちも果しえませんでした。
昭和34年に築城されました◎
13.松本城
「photo @ 松本城」
松本城は、1593~1594年に建てられた五重六階の現存天守として日本最古の城です◎戦国時代そのままの天守が保存されています!
昭和11年、国宝に指定され、昭和27年に再び指定されました。
5つの国宝城郭のひとつとなっています(その他4つは姫路城・彦根城・犬山城・松江城)◎
秀吉の大阪城も黒で統一されていましたが、戦国末期、鉄砲戦を想定して黒色の壁で築造されたそうです。
14.仙台城跡
「photo @ 仙台城」
伊達62万石の居城、仙台城(青葉城)◎
築城は、関ヶ原合戦後の1600年で2年後には完成したとされています。将軍家康の警戒を避けるため、あえて天守閣は設けなかったと言われています。
現在、城は消失し、石垣と再建された脇櫓が残っています。
伊達政宗公騎馬像があり、天下取りの野望に燃えた政宗公と同じ視線で市街を展望できます◎
2003年、国の史跡指定を受けました。
15.二条城
「photo @ 二条城」
徳川幕府が終焉を遂げた大政奉還の舞台となったのが、世界遺産となっているこの二条城です◎
多くの観光客が訪れる京都屈指の観光スポットとなっています♪
1603年に徳川家康が上洛した際の宿泊所として築城され、征夷大将軍に任命された際には盛大に祝賀の儀を行いました。
つまり、江戸時代の幕開けも、終焉もこの二条城が舞台であったのです。
二条城には見どころが数多くあります!
重要文化財の「唐門」・国宝の「二の丸御殿」・国の特別名勝指定の「二の丸庭園」など見逃せません◎
16.弘前城
「photo @ 弘前城」
弘前城本丸東面石垣が、100年ぶりに修復されます。平成25年から約10年かけて修復するとのことです◎
1616年、津軽統一を成し遂げた津軽為信の計画、二代目信枚が築城しました。
以後廃藩までの260年間津軽藩政の中心地でありました。
天守閣、櫓、城門はいずれも重要文化財に指定され、昭和27年には国の史跡として指定を受けました◎
桜の名所として有名で、毎年約200万人がお花見にやってくる人気の観光スポットです^^
17.松江城
「photo @ 松江城」
2015年、国宝に指定され、翌2016年には観光客数が1000万人を超え過去最多となった島根県松江市。城郭としては、63年ぶり5城目の指定となります◎
1607年から築城が開始され、完成までに5年の歳月がかかりました◎5年の築城期間のなか、石垣に3年もかかったとされる重要な基盤。ぜひ観察しておきたいポイントです♪
2000年から翌年にかけ復元された櫓は125年ぶりによみがえった土塀◎こちらも見どころですね^^
18.勝連城跡
「photo @ 勝連城跡」
阿麻和利(あまわり)が居城した城とされる勝連城跡。沖縄の城のなかで最も古く、12世紀頃と言われています◎
14世紀頃に現在の規模となり、琉球統一を目指し、国王の居城である首里城を攻めましたが、落城して滅びました。
城跡はかなり広く、所要時間は約1時間~1時間半ほど。順路がありますので、それに沿って見て回ります◎
19.上杉神社(米沢城本丸跡)
「photo @ 上杉神社」
明治9年、上杉謙信、上杉鷹山を祭神とし、米沢城本丸跡に建立された上杉神社◎
大正8年の米沢大火でほとんどの建物が焼け落ちてしまいましたが、大正12年再建されました。
米沢は、江戸時代の長い間、上杉家が治めていた地域のため、現在も上杉家ゆかりの史跡が多く残っています◎
「開運招福・諸願成就」の御利益があると言われています◎
20.郡上八幡城
「photo @ 郡上八幡城」
郡上八幡城は、岐阜県史跡に指定されています◎
落葉広葉樹が多く、紅葉に映える城です◎
毎年、11月からライトアップが行われます♡
1933年再建され、模擬天守は日本最古の木造再建天守となっています。
小規模な城ですが、その佇まいは美しく、司馬遼太郎は「日本で最も美しい山城」と評しています^^
いかがでしたか?
まさに日本らしい景色を楽しめる、お城のある風景。
歴史好きなら一度は訪れたい名所を中心に、ご紹介しました!
時代ごとの背景に思いを馳せながら、お城を巡りたいものですね^^
※当サイトに記載されている情報は、時事要因などにより正確でない場合がございます。できる限り正確な情報を更新するよう努めさせていただきますが、詳細な部分に関しましてはご自身で事前にお調べ頂くよう宜しくお願いいたします。