賃貸住宅プロバイダーWEAVE LIVING(ウィーヴ リビング/香港)は、10~60代の男女647人を対象に、賃貸住宅に関する意識調査を実施し、2024年7月2日にその結果を発表した。
そこからは、全体の36.6%、とりわけ20代以下の47.4%は賃貸契約期間を「12か月未満」という柔軟な契約を望む傾向がよみとれる。
賃貸住宅の課題 最多は「高額な敷金と礼金」35.7%
調査では、賃貸物件の契約期間を柔軟に選択できる場合、どのくらいの期間契約したいかとの質問があった。全体(n=647)の17.8%は「6か月未満」、3.7%は「7~9か月」、15.1%が「8~12か月」と回答。以上の合計36.6%が「12か月未満」を希望した。
柔軟性を求める傾向は、年代で比較すると若い年代で高かった。20代以下に限ると、25.8%は「6か月未満」、5.4%は「7~9か月」、16.2%が「8~12か月」と回答。合計で47.4%となった。
過去に住宅を賃貸した時の課題を聞くと(n=647)、最多は「敷金・礼金が高い」31.9%。次いで、「保証人が必要」17.2%、「Wi-Fi、電気、水道、ガスなどを自分で準備手続き等しなければいけない」16.0%、「物件が少ない」13.9%が続いた。
賃貸の際、家具付きアパートと家具なしアパートのどちらが好ましいかを聞くと、「家具付き」24.7%、「家具なし」24.9%となった。
なお、同社では、賃貸物件「Weave Place - Asakusa South」の内覧予約を7月1日から開始した。家具付き住宅13戸と、家具なし住宅26戸を組み合わせた物件だ。東京・浅草駅から徒歩10分以内に立地している。
Wi-Fiと水光熱費をすべて含んだ透明性の高い賃貸プラン、独自のモバイルアプリによる入居者サポート、礼金、保証料、保険料などの高額な初期費用がかからないなど、柔軟な契約形態が特長となっている。<J-CASTトレンド>