三児の母でタレントの藤本美貴さんが、「義家族にまつわる悩み相談」にYouTubeで回答。強烈な義家族への対応をアドバイスしました。
■「もう旦那がブチ切れるしかない」
(※画像は藤本美貴さんオフィシャルブログより)
藤本美貴さんはYouTubeで視聴者から寄せられたさまざまなお悩みに回答しており、まっすぐなアドバイスが刺さると大人気に。しかし今回のお悩みテーマ「義理の家族編」を前に、百戦錬磨の藤本さんも「わぁ〜! 重いんじゃない?」と少々及び腰です。
まず紹介したのは義母、義父、義姉の言葉遣いが気になるというママからの相談。義家族は「うるせぇババア」「どけよクソジジイ」「デブ」などといった言葉を使い「会話は基本喧嘩腰」だそう。相談者にはそのような言葉は使わないそうですが、子どもが言葉を理解するようになってきたことから、対処に悩んでいるといいます。
藤本さんは、もし自分が相談者の立場なら、子どもには「嫌だよね。ああいうふうに言うの」と率直に伝えるといい、「なんだったら子どもが(義家族にそういう言葉遣いは嫌だと)言ってくれればいい」。相談者が子どもに対して「汚い言葉使いは良くない」と教えることで、いずれ子どもから義家族に「ババアって言っちゃダメなんだよ!」などと言うようになるのではないか、と述べました。
続いて、義母に赤ちゃんを預けていたところ、「泣かれたらとりあえず私のおっぱいを吸わせる」と言われ、嫌悪感が湧いているというママさんのお悩み。どうにかやめてほしいものの、義母になんと伝えたらいいのか悩んでいるそうです。
パンチの強すぎる義母に爆笑していた藤本さんですが、藤本さんも相談者が義母に対して「気持ち悪い」と思う気持ちはもちろんわかると共感し、義母の行為を止めるには、笑いながら「ドン引きですよ~!」と冗談めかして伝えるしかないのでは……と話していました。
また、「1歳の娘を義母に預けたら産毛を剃られた」というママからの相談も。しかも義母は、1歳になる前からまぐろのすき身や生クリームを勝手に食べさせたことがあったといいます。夫を通じてやめてほしいと伝えても義母から謝罪はなく、夫に「あまり義実家に行きたくない」と伝えるも「もう過ぎたことだしいつまでも言っているのは……」と否定的に受け止められ意気消沈の相談者。
この相談に藤本さんは、「もう旦那がブチ切れるしかない」と断言。特にまぐろのすき身や生クリームの件については、義母世代は食物アレルギーなどについての認識が薄く「適当にやってきた」という部分があるのではないかと指摘しました。また、「(産毛を剃られた後に)すごいブツブツできたんです」、「(まぐろや生クリームを食べさせられた後に)下痢が続き病院に行って大変でした」と、嘘でもいいので義母に伝えるなど、対策をアドバイスしていました。
■祖父母世代にも知ってほしい、危険な食物アレルギー
消化機能や皮膚のバリア機能などがまだ発達していない赤ちゃんの身体は、アレルギーを発症しやすくなっています。
食物アレルギーとは、摂取した食物が原因となり、じんましん・湿疹・下痢・咳・呼吸をするとゼーゼーと音が出る、などの症状が起こることです。乳幼児期に多い食物アレルギーの原因物質は卵・牛乳・小麦があります。
では「卵や小麦は離乳食で使わないほうがいいの?」と思うかもしれませんが、アレルギーの可能性のある食品を与える時期を遅らせることで食物アレルギーを予防できるという科学的根拠はありません。離乳食ではさまざまな食品を経験することが大切なので、注意しながらアレルギーの可能性のある食品も試していきましょう。
一方で、アレルギーの可能性のある食品を与えるときに注意したいこともあります。まず、初めて与えるときには赤ちゃんの体調のよい日を選び、食べさせる量も少しにとどめ、その後も体調などに変化がないか様子をみましょう。また食べさせるタイミングも、もしアレルギーの症状が現れたときにすぐに小児科を受診できるよう、平日の午前中を選ぶとより安心です。
食物アレルギーが原因で命にかかわる事態になることもあります。こうしたアレルギーの知識は、親だけじゃなく祖父母世代にもしっかり知っておいてほしいですよね。
参照:
【医師監修】赤ちゃんが食物アレルギー反応を起こす原因と症状
(マイナビ子育て編集部)