多くのホテルでは、チェックイン時刻は「午後3時から」、チェックアウト時刻は「宿泊翌日の午前10時」にそれぞれ設定しています。チェックインの時刻を目安に旅行の計画を立てる人は多いと思います。
そもそも、多くのホテルではなぜチェックイン時刻を「午後3時から」、チェックアウト時刻を「宿泊翌日の午前10時」に設定しているのでしょうか。また、チェックイン前やチェックアウト後に荷物を一時的に預けることは可能なのでしょうか。スーパーホテル(大阪市西区)の担当者に聞きました。
客室の清掃の関係でチェックアウト時刻を午前10時に設定

担当者によると、ホテル業界では一般的に、チェックイン時刻は午後3時、チェックアウト時刻は翌日の午前10時もしくは午前11時に定められているということです。
スーパーホテルのチェックイン、チェックアウトの時刻を聞くと、担当者は「当ホテルでは一部店舗を除き、基本的にはチェックインは『午後3時から』、チェックアウトは『翌日の午前10時』にそれぞれ設定しております」と説明。
その理由について、「多くのお客さまがご到着、ご出発される時間帯に合わせ、客室の清掃時間を確保するためです」と教えてくれました。
一方、担当者は「最近ではプランによって、午後3時より前にチェックインが可能な『アーリーチェックイン』、翌日午前10時(または午前11時)以降も客室に滞在可能な『レイトチェックアウト』を導入しているホテルも増えております」と説明。また、「当ホテルでも一部店舗で、有料でアーリーチェックインやレイトチェックアウトを行っています」と述べました。
なお、ホテルによっては、午後3時前に到着した場合、荷物の預かりサービスを行っていることがあります。スーパーホテルでもこのようなサービスを導入しているかを聞くと「当ホテルでも荷物の預かりサービスは、基本的に宿泊当日であればチェックイン前に行っています。また、チェックアウト当日の場合、チェックアウト後も荷物をお預かりすることができます」と返答がありました。
また、宅配便による荷物の事前預かりサービスも受け付けており、事前に該当店舗に連絡し、宅配便の伝票にチェックイン日や氏名を記入すればサービスの利用が可能とのことです。
荷物の預かりサービスを利用する際の注意点として「店舗により、保管スペースに限りがあるため、特に冷蔵の荷物や冷凍の荷物はお預かりが難しい場合もございます。ご注意いただけますと幸いです」と話してくれました。
もし旅行時に荷物が多い場合は、宿泊先のホテルがチェックイン前に荷物の預かりサービスを行っているかを確認してみてはいかがでしょうか。
オトナンサー編集部
