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視聴困難? 再放送もなし? もう一度見返したい“月9”ドラマ5選

オトナンサー

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杏さん(2019年4月、時事通信フォト)、竹内結子さん、小泉今日子さん(2016年1月、EPA=時事)
杏さん(2019年4月、時事通信フォト)、竹内結子さん、小泉今日子さん(2016年1月、EPA=時事)

「○○年代を代表するラブストーリー」「△△役がハマる俳優」など、テレビドラマにまつわるさまざまなテーマについて、テレビドラマに詳しいライターの田幸和歌子さんが「●選」の形式で紹介、解説します。

 今回のテーマは「もう一度見返したい月9ドラマ5選」です。

チャレンジ作「デート~恋とはどんなものかしら~」

■「デート~恋とはどんなものかしら~」(2015年)

 超合理主義で堅物の理系女子・藪下依子(杏さん)と、自らを高等遊民と称する谷口巧(長谷川博己さん)の“恋愛力ゼロで恋愛不適合者”の2人が結婚紹介所で出会い、デートを重ねながら、結婚を目指す姿を描いたロマンチックラブコメディー。

「月9にしてはチャレンジ作で、会心の一撃を放った作品でもありました」(田幸さん)

「古沢良太さんの抜群の脚本力と、主人公2人の設定やキャラクターが秀逸、かつ、まるで漫才のような掛け合いが見どころ。ドラマ好きの間ではとても評価が高い作品でしたし、視聴率がもう少し高ければ、こういった路線が増えていたかもしれないと期待させてくれるような作品でもありました」

■「ランチの女王」(2002年)

 下町の洋食店「キッチンマカロニ」を舞台に、伝統の味を守るために奮闘する男たちと、ひょんなことからウエートレスとして働くことになった、ランチを食べることを毎日の生きがいにしている麦田なつみ(竹内結子さん)が繰り広げるラブコメディー。

「竹内さんのドラマを振り返ったとき、『ランチの女王』が一番好きという方も多いのではないでしょうか」

「江口洋介さん、妻夫木聡さん、山下智久さんらイケメンぞろいの男性陣はもちろんのこと、それ以上に、竹内さん演じるヒロインが魅力的。実は暗い過去を持つ陰の部分と、明るい性格で料理をおいしそうに食べる陽の部分の両方が描かれているからこそ、あのまぶしい笑顔が際立ち、ヒロインの周りで巻き起こるいろんな人間模様も見どころの作品です」

■「リップスティック」(1999年) 

 傷害事件を起こして少年鑑別所送られてきた少女・早川藍(広末涼子さん)と、そこで働く職員・有明悠(三上博史さん)の2人が限られた時間と空間の中で心を通わせていく、切ない恋を描いたラブロマンス。

「野島伸司さん脚本のドラマですが、これまであまり取り上げられることがなかった作品でした」

「三上さんと広末さんの恋模様だけでなく、10代の少女たちのもろさや美しさ、残酷さのようなものが詰まった作品で、今年放送された、野島さんが手掛けたアニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』まで続いていく“ザ・野島ワールド”が見られる作品。好みこそ分かれるかもしれませんが、中二病的な表現満載の作品で、今見返してほしいと思う作品の一つでもあります」

ひたすら笑える学園ドラマ「愛しあってるかい!」

■「妹よ」(1994年)

 食品会社の事務員・松井ゆき子(和久井映見さん)と大企業の御曹司・高木雅史(唐沢寿明さん)、ゆき子の兄・菊雄(岸谷五朗さん)と雅史の妹・瞳(鶴田真由さん)の、2組のきょうだいとカップルの行方を描いたラブストーリー。

「朝ドラ『スカーレット』を手掛けた水橋文美枝さんの脚本で、照れくさくなるほどベタベタでファンタジー感あふれるシンデレラストーリーです」

「庶民とお金持ちの対照的な2組のきょうだいがそれぞれ、別の場所で出会いつつ、いったんはダブルで恋人同士になっていき、赤い傘でつながっていくという仕掛けも見どころ。また、最終的に主人公を結びつける親心に涙した作品でもありました」

■「愛しあってるかい!」(1989年) 

 東京・原宿にある南青山高校と表参道女子高校を舞台に、日色一平(陣内孝則さん)、椎名吹雪(小泉今日子さん)ら、両校の教師たちや生徒が繰り広げるさまざまな騒動をコミカルに描いた学園ラブコメディー。

「『リップスティック』同様、野島さんが脚本を手掛けたドラマですが、本当に同じ人が書いたのかと思わせるくらい、全くカラーが異なる作品です」

「近年、学園ドラマ自体が少なくなりつつある傾向の中、陣内さんや小泉さんが演じたような、めちゃくちゃな教師が集まっている学園ドラマをまた見たいと思う人も多いのではないでしょうか。現代のドラマは複雑で精巧に作られている作品が多いですが、もうとにかく、何も考えず、ひたすら笑って見ていられる作品で、この時代だからこそ作れたドラマではないかと感じました」

オトナンサー編集部

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