捨て活の始め方のポイントを紹介します
ゆるくミニマルな暮らしをしている整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。
私がミニマルな暮らしにシフトしたのは転勤族になって引越し荷物の多さにうんざりしたことが大きな要因の一つ。
小さな頃からモノを捨てられないタイプだったのですが「モノが多いことって得なことじゃなくて維持管理の手間が増えることなんだ」ということを自覚して捨て活に励むうちにどんどん暮らしがスリムになっていきました。
同時に、整理収納アドバイザーの資格を取得することで片付けを理論的に理解できるように。
山はどこから登り始めても最終的には頂上に着くように、片付けもどこから始めても途中で諦めさえしなければ最後はゴールに辿り着けます。
ですが、スタートダッシュに弾みがついた方が片づけの勢いは増しますよね!
ですから、今回は最短距離でミニマルな暮らしに向かうための効率的な「捨て活のコツ」をご紹介いたします。
①いつか捨てようと放置していたゴミから始める
捨て活成功のためにはスムーズなスタートダッシュが大切。
そのためにはまず「いつか捨てよう」と放置していたゴミから捨てるのがおすすめです。
家電製品の空き箱や雑誌をまとめた束、壊れているのに放置している家電などはありませんか?
まずは明らかなゴミを捨てて床面積を広げていきましょう。
②ずっと使っていないモノから始める
ゴミの次に捨てやすいのがずっと使っていないモノです。
収納空間の中のモノを全部出してみて、しまい込んだまま存在すら忘れてしまっていたモノを手放しましょう。
何年もずっと使っていない道具は、この先も暮らしの中になくても大丈夫、と割り切るのがポイントです。
③思い入れのないモノから始める
何年も使っていないからといって「思い出のモノ」に取り掛かってしまうと要不要の判断難易度が一気に上がってしまいます。
そんな時にはキッチンの食材など、思い入れの少ない場所から始めるのがおすすめ。
感情を抜きにして要不要の判断ができるので片付けが楽に進みます。
④なんだかよくわからないモノから始める
何の部品かわからないコードやリモコン、家具についてきた工具や取説、何かを作るために買ってきたけれど結局使わなかったモノなど…。
「とりあえず取っておいてあるけれど何だかよくわからない」という道具は実は無くなっても困らないことがほとんどです。
ミニマルな暮らしをしたいのであれば「正体不明」なモノにはさっさとお家から出て行ってもらうのが正解です。
⑤使い心地の悪いモノから始める
「使い心地が悪い」と感じる道具は自然と使用頻度が落ちてしまうもの。
例えば洗うのが面倒で使わなくなった調理家電や肌に乗せると不快感がある日焼け止めなど、「使い心地が悪いな」と手が伸びにくくなった道具は実はなくても大丈夫なモノだったりします。
一旦手放してどうしても必要であれば、使いやすそうなモノを買い直すようにしてみましょう。
⑥用途が被っているモノから始める
ブルーライトカット用のメガネが2個ある、ボールペンが10本以上ある、ドライヤーが新旧2個ある、古い布団をとっておいてある、など「どうせ一度に一つしか使えないのに道具が2個も3個もある」というモノも意外と多いです。
どちらか一つ、お気に入りの方を残したり、もしくは両方の機能を備えた新機種に買い替えるなどして家の中のモノの「数」を減らしていきましょう。
⑦ライフスタイルに合わないモノから始める
プレゼントでいただいたモノや、以前は使っていたのに最近手が伸びなくなってしまったモノ。
使わない原因は「ライフスタイルに合っていない」かもしれません。
いただきものはプレゼントを用意してくれた気持ちを受け取って、モノは手放しましょう。
以前はよく使っていたのに今は全然使わなくなってしまった…!というモノはライフスタイルの変化があったということ。
人は生きているので変化があって当たり前。
罪悪感を感じる必要はありません。
モノに「今までありがとう」と感謝をして手放しましょう。
今回は手放しが進みやすいジャンルのモノを7つご紹介いたしました。
参考になれば幸いです。
整理収納アドバイザーFujinaoでした。