既婚者マッチングアプリ「Healmate(ヒールメイト)」を運営するレゾンデートル(東京都新宿区)が、既婚男女を対象とした「真のセカンドパートナー実態調査2024」を実施。その結果を発表しました。
「体の関係を求められた/求めた」割合が高いと思いきや…
調査は2024年5月31日から6月5日、9月24日から10月4日、全国の20〜59歳の既婚者を対象に、インターネットリサーチで実施。計1万4481人(男性6981人、女性7500人)に予備調査を行った上で、肉体関係なしの「本物のセカンドパートナー」がいた人・いる人を377人を抽出し、有効回答を得ています。
同社によると、「セカンドパートナー」とは、既婚者男女が妻や夫(ファーストパートナー)と別に持つ“プラトニックな関係の第2のパートナー”という意味を持つ言葉。不倫と違って肉体関係は持たず、その関係は「友達以上、恋人未満」ともいわれます。プラトニックでも「手をつなぐ」「ハグ」までは許すケースが多く、中には「キス」までOKにするカップルもいるようですが、「どこまでOKにするかのラインは人それぞれ」とのこと。今回の調査は、“肉体関係がない関係”と理解している「本物のセカンドパートナー」経験者を対象に行っているということです。
「本物のセカンドパートナー」が現在いる人・過去にいた人(377人)に、「セカンドパートナーとの最大の交際期間」について聞いたところ、「1年以上3年未満」との回答が男性32.5%、女性30.5%を占め、男女ともに最多となりました。
では、セカンドパートナーとの「別れ」の理由とは、どのようなものなのでしょうか。
「セカンドパートナーと別れた理由」について聞くと、男性の最多回答は「転居・転職などの物理的な理由」(31.5%)、女性の最多回答は「関係が変化した」(29.4%)でした。
「関係に無意味さを感じた」「体の関係を求められたから/求めたから」については、男女ともにそれぞれ10〜20%ほどを占める割合となっています。年齢別でも大きな違いはなく、20代男女で「体の関係を求められた/求めたから」との回答がそれぞれ20%(10人)と少し多いのが目立つくらいだったということです。
これについて同社は「調査前は『関係に無意味さを感じた』『体の関係を求められた/求めたから』の割合がもっと高いと想像しましたが、一般的な恋愛や友人関係でもよくみられる『関係の変化』『自然消滅』『物理的な理由』が多く、セカンドパートナーならではの特異性は乏しいものでした」と分析しています。
なお、「現在進行中で別れた経験はない」人の割合については、男性が24.5%、女性が22.6%という結果となっています。
「本物のセカンドパートナー」について、あなたはどう思いますか?
オトナンサー編集部