コンビニ各社ではバレンタインに向けて、チョコレート系のスイーツが続々と登場しています。
今回は、コンビニ大手3社(ローソン・ファミリーマート・セブン-イレブン)のチョコレート系シュークリームを食べ比べています。総重量や味わいなどを交えながら、お伝えします。
総重量は3社ともにほぼ同じ
総重量は3社ともにほぼ同じ。お皿の重さを抜いた総重量は、ファミリーマートが69g、セブンイレブン68g、ローソン66gです。大きな差はありません。
ローソン「濃厚生 ショコラシュー」181円(税込)実食レポ
濃厚でとろけるショコラクリームが楽しめる一品。クリームの中に生チョコ23%使用。沖縄地域のローソンでは192円(税込)で販売しています。
シュー生地の表面には何もコーディングされておらずシンプル。
1包みあたり234kcal・たんぱく質3.4g・脂質16.0g・炭水化物19.6g(糖質18.5g・食物繊維1.1g)・食塩相当量0.27gです。
シュー生地の内側にもチョコレートコーディングされていて、少々苦みを感じます。シュー生地はさっくりした口あたりで、ショコラクリームは濃厚でほどよくねっとり。ビターでありながらも甘みも感じられてバランスのよい味わいです。
ネット上では「本当に濃厚で良い」「ほろ苦さと甘さがちょうどよい」とポジティブな意見が集まっています。
ファミリーマート「濃厚ショコラシュー」210円(税込)実食レポ
エクアドル産チョコの華やかな香りが特徴のシュークリームです。商品の価格は一部店舗で異なるとのこと。
シュー生地がチョコレートコーディングされています。チョコまみれですね。
1包みあたり253kcal・たんぱく質4.0g・脂質17.5g・炭水化物20.7g(糖質18.9g・食物繊維1.8g)・食塩相当量0.2gです。
チョコクリームはもったりしていて濃密。ほどよくビターで、チョコの華やかな香りが感じられます。シュー生地はさくっとしていて、歯切れがいいですね。チョコレートコーディングもあるからか、チョコレートの余韻も楽しめる一品。
ネット上では「チョコレートコーディングもあって豪華」「チョコレートざんまいで最高」という声があがっています。
セブン-イレブン「ザクもち食感濃厚チョコシュー」205円(税込)実食レポ
ザラメ入りチョコクッキー生地を乗せて焼いたもちっとした食感のシュー生地に、濃厚なチョコクリームが入っています。
シュー生地の表面がゴツゴツとしていて固そうですが、実際には弾力があり変形しやすい一品。持ち運びには注意を。
1包みあたり247kcal・たんぱく質3.2g・脂質15.3g・炭水化物24.6g(糖質23.5g・食物繊維1.1g)・食塩相当量0.25gです。
とろっとしているチョコクリームだからか、空洞が気になります。チョコクリームは今回食べ比べた3品の中で、最もビターで甘さはほとんどありません。ビターなシュークリームを求めている人にはおすすめです。
シュー生地はもっちり弾力があり、表面はザクザク。食べていく途中でザラメ入りチョコクッキー生地がボロボロ落ちてきてしまい、少々食べづらく感じました。
ネット上では「もちもちとザクザク食感が楽しめる」「チョコクリームはビターだけどシュー生地はメロンパンのように甘くてバランスよし」といった声が出ています。
濃厚濃密なチョコを求めるならばファミマ「濃厚ショコラシュー」がおすすめ
バレンタインを見越してなのか、コンビニ各社ともにチョコレート系シュークリームを出してきましたね。どれもチョコレートの味わいが楽しめるものばかりです。
ローソンはチョコレートがビターでありながらも甘さもあり、万人受けしそうな一品。そして、セブン-イレブンはとろけるようなチョコクリームでシュー生地のもっちり感とザクザクしているザラメ入りチョコクッキーで食感の変化も楽しめます。
また、ファミリーマート「濃厚ショコラシュー」は、シュー生地がチョコレートコーディングされており、チョコクリームがたっぷりでチョコまみれ。濃密濃厚なチョコレートの味わいを楽しみたいならば特におすすめです。
バレンタイン時期にぴったりな、チョコレート系シュークリーム。みなさんもぜひともお試しくださいね。
筆者:グルメライター 相場 一花
飲食チェーン店のメニューを年間100食以上食べ比べる、飲食チェーン店お持ち帰りマニア。コンビニや話題のグルメショップにも足を運んでいます。