オンワード樫山(東京都中央区)が、女性を対象とした「身近な男性のファッションに関する意識調査」を実施。その結果を発表しました。
“古臭さ”への指摘も
調査は2025年5月7日から同月9日、全国の女性を対象にインターネットリサーチで実施。385人から有効回答を得ています。
まず、身近な男性である「夫(パートナー」や「父親」について「服装を気にするか(過去にも気にしたことはあるか)」を聞いたところ、「とても気にする」(14.8%)、「やや気にする」(46.0%)と回答した人が全体の約6割を占めました。一方で「あまり気にならない」(23.9%)、「全く気にならない」(9.1%)と答えた人は約3割程度にとどまったことから、多くの女性が、身近な男性のファッションについて“ある程度の関心”を持っている実態が明らかになりました。
「夫・父親の服装で気になる点」についても聞くと、最多回答は「ファッションに興味がなく、個性がなさすぎる」(37.9%)が圧倒的トップに。次いで「今のトレンドに合っていない」(27.8%)、「アイテムをうまく着こなせていない」(27.3%)など、“古臭さ”や“着こなし下手”への指摘がみられる結果となっています。
一方で「こだわりが強く個性がありすぎる」(9%)という回答もあったといい、同社は「“無個性すぎても、個性が強すぎても嫌”という繊細なバランスが求められていることがうかがえます」と分析しています。
また、「夫・父親の洋服を一緒に買いに行くことはあるか」については、全体の36.4%が「行かない」と回答。「あまり買いに行かない」(23.1%)を合わせると、全体の約6割が「頻繁には同行していない」ことが明らかになり、多くの男性は「自分で洋服を購入している」ようです。
一方で、「たまに買いに行く」(24.4%)、「よく買いに行く」(10.1%)という回答もあり、家族での買い物スタイルの違いも浮き彫りとなりました。
女性の皆さん、夫や父親の服装、気になりますか? それとも……?
オトナンサー編集部