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北陸・上越新幹線「E7系・W7系」どんな車両? 260km/hで走る「かがやき」「はくたか」

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北陸新幹線の金沢延伸開業でデビューしたE7系電車とW7系電車。北陸新幹線のある「制約」からシンプルなデザインになりましたが、グランクラスが設けられるなど東北新幹線のE5系と同等の設備とサービスを提供しています。

法令上の制約にあわせた最高速度

 2015年、北陸新幹線の長野~金沢間が延伸開業。東京~長野間の「あさま」に加え、東京~金沢間の「かがやき」「はくたか」と富山~金沢間の「つるぎ」が運転を開始しました。これに対応するため開発されたのが、JR東日本のE7系電車とJR西日本のW7系電車。形式名は異なりますが、その構造や性能、デザインはほぼ同じです。

Large 190920 e7w7sksretsuden 11北陸新幹線を走るE7系(画像:写真AC)。

 E7系・W7系より数年前に開発されたE5系電車とE6系電車は、ノーズ(先頭車の先端から後方へ車体が大きくなっていく部分)が長くて複雑な形状をしています。ところが、E7系・W7系はノーズが短くなり、その形状もシンプル。特にノーズの長さはE5系・E6系よりさらに前の車両であるE2系電車に近く、デザインがちょっと昔に戻ったかのようです。

 これは北陸新幹線の最高速度が、法令によって260km/hに抑えられているためといえます。E5系とE6系は東北新幹線を日本最速の320km/hで走ることから、長くて複雑な形状のノーズを採用することで高速運転時の騒音を抑えています。一方、260km/hの北陸新幹線では、E5系やE6系と同じレベルの騒音対策は必要とはいえません。

 また、E5系とE6系はカーブで車体を傾けるシステムを導入して高速運転時の乗り心地の悪化を防いでいますが、これもE7系とW7系は搭載していません。なお、設計上の最高速度は260km/hより少し速い275km/hです。

 とはいえ、E5系とE6系で培った技術をまったく使っていないわけではなく、モーターなど一部の機器類はE5系やE6系と同じです。なお、北陸新幹線沿線の商用電源周波数は50Hzと60Hzの地域が混在しているため、E7系とW7系はどちらの周波数にも対応するための機器を搭載しています。

将来は上越新幹線でスピードアップ

 車体の塗装は白をベースに、先頭や屋根は青。このほか、銅色を帯の色に使っています。1編成はE5系より2両多い12両で、金沢寄りの先頭車(12号車)は「鉄道版ファーストクラス」といえるグランクラス。続く11号車がグリーン車で、残り10両は普通車です。車両数やデザインは異なりますが、E5系と似た構成になりました。車内は日本の四季や伝統を織り込んだデザインを採用しています。

Large 190920 e7w7sksretsuden 21デザインは異なるがE5系に続いてグランクラスを設けた(2015年2月、草町義和撮影)。

 近年進んでいる鉄道車両のモバイル機器対応はさらに進化。これまでの新幹線車両はコンセントがないか、あるいは一部の座席のみコンセントを設けていましたが、E7系とW7系は初めてすべての座席にコンセントを設置しました。E5系に比べると最高速度が遅く、電源容量に余裕があったことから「全席コンセント」が実現したといいます。また、グランクラスとグリーン車には最新タイプの空気浄化システムも搭載しました。

 E7系は北陸新幹線の延伸開業に先立つ2014(平成26)年、東京~長野間の「あさま」で運転を開始。2015年の延伸開業後はE7系とW7系が「かがやき」「はくたか」「つるぎ」でも使われるようになりました。2019年4月1日時点の車両数はE7系が264両。W7系は134両です。

 2019年からは、上越新幹線「とき」「たにがわ」の一部にもE7系が導入されました。2022年度末までに上越新幹線のすべての列車がE7系に統一される計画です。なお、上越新幹線の営業最高速度は240km/h(一部の区間で275km/h運転を一時的に実施)ですが、E7系の導入と線路施設の改良により、将来は275km/hに引き上げることが計画されています。

 ちなみに、東北新幹線では通常運転されていませんが、仙台~金沢間を直通する団体臨時列車がE7系で運転されています。

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