働く上では、誰もが「仕事は要領良く、スピーディーに行う」ことを心がけていると思います。一方で、ネット上では「効率の悪い仕事をしている上司・先輩の教えに従うべきか」という話題が注目を集めているようです。仕事の作業効率や人間関係などを踏まえ、どのような行動を取るのがよいのか、さまざまな意見が寄せられています。
「『前職ではこうでした』は最も嫌われる」
「効率が悪い」と分かっていても“従う派”からは、「上司の機嫌を損ねたり、面倒なことになったりするのは回避したいから何も言わない」「時間はかかっても結果的に時間内で終わるのなら、先輩のやり方に合わせるかな」などの声が上がっています。また「逆らうとハブられるから従う」とのコメントもあり、効率よりも人間関係を重視するという意見が多数みられました。
“やり方を変える人”からは、「表向きは従うけど、いないときは自分のやり方でやる」「横で見られてるわけじゃないなら、自分の好きなやり方でいいでしょ」といった声が。その一方で、「普通に言うべき。効率の悪いやり方に従う方がストレス」「勝手にやり方を変えるのだけはダメ。教わったときにその場で言えばいいでしょ」との声もありました。
しかし、教わったときにその場で上司や先輩に指摘すると、ぶつかってしまう可能性もありますよね。ぶつかることを避けるためには、どのようにすればいいのでしょうか。
寄せられたアドバイスには「上司と打ち解けてから、『こういうやり方はどうでしょうか』と伝えるかな」「効率が悪いと思ってもしっかりと教わったやり方でやって、ちゃんとできるようになってから提案する」など、“わだかまり”を残さないように配慮している状況がうかがえます。
特に、転職先の職場で「効率が悪い」と感じる人が多いようです。とはいえ「転職したばかりで『前職ではこうでした』と言うのは最も嫌われる」「まだ仕事の全体像が分かってないのに、『よくないやり方だ』と判断するのはダメだと思う」という意見も上がっていました。中には「前職のやり方などを話すと、今の職場で口の軽い人間だと思われるよ」との意見も。
教わった仕事のやり方を変える・変えないにしても、一人で判断するにはリスクを伴うことがあります。コミュニケーションを重ねながら、効率のよい方法を模索できたらいいですね。あなたはどう思いますか?
オトナンサー編集部