断捨離の意味
「断捨離」と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?
大半の方が「手放すこと」を思い浮かべるのではないでしょうか。
それも1つですが、この言葉は「3つの意味」を持っています。
断行:入ってくる不要なモノを断つ
捨行:家にある不要なモノを手放す
離行:モノへの執着から離れる
それぞれを理解すると「ただモノを手放す言葉ではない」ことがわかります。
「モノが増えてきたから捨てればいい」では、真のスッキリした暮らしには近づけません。
モノへの執着から離れ、モノにとらわれず、自分にとって「本当に必要なモノ」を見つけることが大切です。
断:不要なモノを断つ
①必要なモノを見極める
サンプルやノベルティなど「タダだから」と貰っているモノはないでしょうか?
自分の意思で取り入れてないモノは大抵放置されがち。
「本当に必要?」と問いかけ、答えが「NO」なら貰わない選択も大切です。
入り口の時点でセーブしましょう。
②1OUT1IN
1手放しても10取り入れていては、モノは増える一方。
理想は、古くなったりして手放した分だけ買い替える「1OUT1IN」です。
「1つ手放したら、1つ買い替える(ないしは買わない)」
ハードルが高いように思えますが、それこそが家にモノを入れすぎない工夫なのです。
③持つ範囲を決める
モノを買う時、置き場所や購入量はあらかじめ決めていますか?
「ここに収まるだけ」というルールを設け、そこに入りきる分だけを買うようにしましょう。
範囲の決め方は、管理・把握しきれるスペースにすること。
把握できていない=持ち過ぎのサインなので、買う頻度や購入量の見直しが必要です。
捨:不要なモノを手放す
①定期的に見直す
「いつか使うかも…」と取ってあるモノ、溜まり続けていませんか?
処分保留は溜めるほど見直しが億劫になり、どうにも収拾がつかなくなります。
やはり、定期的な見直しがとても大切。
ゴミ袋片手に家中を見回ってみましょう。
②処分方法を調べる
不要なのに手放せない理由に「捨て方がわからない事」が挙げられます。
確かに面倒ですが、そのままにしておくより処分した方がやはりスッキリ暮らせます。
調べないことによるモヤモヤはずっと続きますが、調べる手間はほんの一瞬です。
離:執着から離れる
一番厄介とも言えるのが、「高かったから」「もったいないから」といったモノへの「執着」です。
使っていないからこそ出てくる言葉であり、きちんと使えば役目を終えた時点で「ありがとう」の気持ちで手放せます。
必要なモノだけ取り入れ、きちんと使い、役目を終えたら手放す。
モノは使われることで真の価値を発揮するのです。
いかがでしたか?
ここまで、「捨てるだけではない、スッキリ暮らすために必要なこと」をご紹介しました。
「捨」だけにフォーカスせず、「断」「捨」「離」いずれも意識することで、真のスッキリした暮らしに近づきます。
皆様のお役に立つ事ができれば嬉しいです。