J1の清水エスパルスに所属するブラジル人FWドウグラスは、同じJ1のヴィッセル神戸へ完全移籍することが決定した。11日に両クラブより発表が行われている。
現在32歳のドウグラスは2010年に徳島ヴォルティスに加入して日本で初めてプレー。2014年には京都サンガF.C.、2015年にはサンフレッチェ広島へ期限付き移籍し、同年にはJ1で得点ランキング2位となる21ゴールを挙げる活躍をみせた。
一旦日本を離れてUAEのアル・アイン、トルコのアランヤスポルでプレーしたあと、2018年夏に清水に加入。2018シーズンのJ1では後半戦だけで15試合11得点、2019シーズンにも得点王と1点差の14得点を挙げ、清水のJ1残留に大きく貢献していた。
ドウグラスは清水公式ウェブサイトを通して「素晴らしい瞬間がたくさんありましたが、これからは違う道に進んで、新しいチャレンジをしたいと思います。これまでの1年半、心からありがとうございました」とコメント。クラブやサポーターへの感謝の思いを述べた。
神戸での背番号は清水在籍時と同じ「49」となる。「ヴィッセル神戸の一員になれて嬉しく思いますし、神戸で幸せな時間を過ごしたいです。これからサポーターの皆さんとたくさんの嬉しい瞬間を作りたいと思います」と加入に際してコメントしている。