欧州サッカー連盟(UEFA)が24日、欧州3つ目のクラブ大会の名称が「UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ」に決まったと発表。
チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、に続く3つ目のクラブ大会となるヨーロッパカンファレンスリーグは2021年から開催される。基本的に開催日はヨーロッパリーグと同じ木曜日。そして、ELとCL、ヨーロッパカンファレンスリーグは夜開催だけでなく、早朝開催もあるとのこと。
ヨーロッパカンファレンスリーグは4チーム8グループの合計32チームで構成される。位置付けとしては、CL、ELに続く3番目の階層となる。ヨーロッパカンファレンスリーグを新設した目的としては、欧州5大リーグに多くのお金が集まっている現状があり、その他の欧州リーグとの格差が大きくひらいているため、欧州全体の競技力のバランスを取るために、UEFA主催の3つ目のクラブ大会を設けることにしたようだ。
英紙『デイリー・ミラー』が報じた情報によると、プレミアリーグの場合は1クラブのみが参加することになるという。来シーズンのリーグ杯優勝チームが2021年のプレーオフラウンドに進出し、リーグ杯優勝チームがCLかELに参加するクラブだった場合は、プレミアリーグの6位か7位のチームに参加資格が与えられるようだ。
また、ヨーロッパリーグのグループリーグで3位になったクラブは、ヨーロッパカンファレンスリーグに参加することになる。つまり、CLグループ3位のチームがELに参加するのと同じ仕組みだ。ヨーロッパカンファレンスリーグで優勝したクラブは、次のシーズンのELグループリーグに参加する資格を得ることになる。