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明治時代に女学生の代名詞だった色、【海老茶色】って?

マイナビウーマン

ライフ・美容

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【海老茶(えびちゃ)】とは、黒味がかった赤色のことを指します。日本の伝統色である【海老茶】にどのような由来があって、どのように愛されてきたのか、子どもにそのまま教えてあげられるよう、やさしい言葉で解説します。海外の方に英語で説明できるよう、英語での解説も紹介しています。

【海老茶色】とは?

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海老茶色とは、黒味がかった赤茶色のことです。


色の名前
      海老茶色      


読み方
えびちゃ Ebicha-iro


英語
maroon


WEBカラーコード
#591a15


CMYK
C=50/M=90/Y=88/K=53


RGB
R=89/G=26/B=21

※色は環境等により見え方が異なります。各種カラーコードは絶対のものではなく、あくまで参考値です。

【海老茶色】の意味と由来は?

【海老茶色】は黒味を帯びた赤茶色のことを言います。平安時代以前からもうひとつ、同じ音(おん)を使う色に【葡萄色(えびいろ)】があり、こちらは赤紫(あかむらさき)に近い、山葡萄(やまぶどう)の一種、エビカズラの色を示していました。しかし、近代になって「エビ」といえば「魚介の海老」を意味するようになったことから、伊勢海老の殻の色に近い【海老茶色】が誕生したと言われています。

明治時代に入ると、女子学生用の袴を作るときにこの海老茶色が採用されたことをきっかけに大流行の色となって、女子学生の代名詞のようになりました。明治30年代には、【海老茶色】の袴をはいた女子学生を指す「海老茶式部」という俗語も生まれたそうですよ。

【海老茶色】に合う色は?



海老茶色
 えびちゃいろ 



紫 色
 むらさき いろ 


あざやかな【紫色】は、【海老茶色】によく合う色です。【紫色】の矢絣模様(やがすりもよう)の着物に【海老茶色】の袴というのは、明治の女学生の定番の装いでした。



【海老茶色】に合う色には、【珊瑚色(さんごいろ)】もあります。【海老茶色】は少し沈んだ感じの暗い色ですが、そこに珊瑚のような明るいピンクが重なると、華やかな色合いになって、かわいらしさを演出してくれます。

A traditional Japanese color "海老茶 Ebi-cha" is...

A traditional Japanese color "海老茶 ebi-cha -means seafood shrimp's brown-" is a red color with a blackish tinge. Before the Heian period (794-1185), there was another color that used the same sound, "葡萄 ebi" which was similar to reddish purple and referred to the color of "ebikazura", a kind of wild grape. However, in the modern era, the meaning of the word "ebi" changed to "seafood shrimp," and "海老茶 ebi-cha" was born, which is close to the color of the shell of a lobster.

In the Meiji era (1868-1912), "海老茶 ebi-cha" color was used to make hakama for female students, and it became a very popular color, becoming synonymous with female students. In the 1890s, the slang term "海老茶式部 ebi-cha shikibu" was coined to describe female students who wore "海老茶 ebi-cha" colored hakama.

まとめ

明治時代には、女子学生の代名詞ともなっていたという【海老茶色】の袴ですが、最初に採用したのは華族女学校(現在の学習院大学)の校長をしていた下田歌子氏でした。平安時代の女房装束(にょうぼうしょうぞく)を参考に作られたといわれるこの袴はたちまち人気となって、全国の学校に普及していきました。おそらく当時の女子学生にとって、誇りとなるような色だったのでしょうね。

(マイナビ子育て編集部)

参考文献

・『色名がわかる辞典』(講談社)

・『くらしを彩る 日本の伝統色事典』(マイナビ)

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