MFポール・ポグバの代理人を務めるミノ・ライオラ氏が、マンチェスター・ユナイテッドの問題点を指摘した。英『テレグラフ』のインタビューで語っている。
今年夏、レアル・マドリーからの関心がありながらも最終的にユナイテッドにとどまったポグバ。ライオラ氏は同選手が現在はユナイテッドでの成功に集中していると話した上で、リバプールやマンチェスター・シティにあって、ユナイテッドに足りないものを指摘した。
「選手たちは、フィロソフィーにそってチームをつくっていく。マンチェスター・ユナイテッドはフィロソフィーを探している」
「(リバプールのユルゲン・)クロップと(マンチェスター・シティのジョゼップ・)グアルディオラは、はっきりとしたアイデンティティがある。選手たちが自分に合うかどうか分かるし、『この選手はクロップの選手だ、この選手はグアルディオラの選手だ』と話せるだろう。では、マンチェスター・ユナイテッドの選手とは? 分からないはずだ。マンチェスター・ユナイテッドの選手の定義が分からないのだからね。アイデンティティが分からないんだ」
同代理人は、チームと首脳陣をつなぐスポーツディレクターが重要と話した。スールシャール監督は“ユナイテッドらしさ”をこれから築き上げていけるだろうか。