あと一品欲しい時にあるとうれしい、使い勝手の良いあらびきウインナー。コンビニ各社でも取り扱いがあります。
今回はコンビニ大手3社（ファミリーマート・セブン-イレブン・ローソン）の「あらびきウインナー」をピックアップ。食感や味わいなどの違いを検証。それぞれ湯せん調理とフライパン調理時で食べ比べています。
ファミリーマートのみ製造元が異なる
製造元を確認したところ、ファミリーマートは「プリマハム」で、セブン-イレブンとローソンについては「伊藤ハム米久フーズ」でした（セブンはパッケージ記載の製造所固有記号により判断）。どちらもウインナーやハムなどで有名なメーカーですね。
ウインナー1袋で最も重量があるのはセブン-イレブン
コンビニ3社ともに、ウインナーは1袋あたり6本入っています。お皿の重さを抜いた重量は、セブン-イレブンの113gが最も重く、次いでローソン100g、ファミリーマート98gです。
ファミリーマート「あらびきウインナー」195円（税込）実食レポ
桜チップで燻製し、4種のスパイスを使用したJAS特級ウインナーです。要冷蔵品。
1袋当たり329kcal・たんぱく質10.1g・脂質31.1g・炭水化物2.1g・食塩相当量2.1gです。
あらびきウインナーはふっくらしていて、やや小さめ。お弁当おかずとしても使いやすいサイズ感です。
食感としてはポリっとしていて、湯せん調理・フライパン調理時ともにウインナーの皮が口の中にやや残りやすい印象。ほどよくスパイシーな味わいですので、ケチャップやマスタードなどなしでも物足りなさはありません。
ネット上の口コミでは「おいしすぎてリピートしてる」や「よく売れているのか品切れになってることもある」といった声が出ています。
セブン-イレブン「あらびきウインナー」194円（税込）実食レポ
パリッとした食感と、ジューシーさが特徴のあらびきウインナーです。要冷蔵品。
100g当たり313kcal・たんぱく質10.5g・脂質28.3g・炭水化物4.0g・食塩相当量1.7gです。
あらびきウインナーの大きさは不揃いですが、前述のファミリーマートのあらびきソーセージよりは少し大きめサイズです。
皮がパリッとしていて歯切れがよく、ポリっとした食感。豚肉の旨味も感じられます。ジューシーではあるものの、肉汁はほとんど出ません。
湯せん調理時よりもフライパン調理時の方が、皮のパリっと感や豚肉のジューシーさがよく出ますので、フライパン調理がおすすめ。
ネット上では「焼いても皮が破れにくいのも良い」や「おいしいし使いやすい大きさ」と好評のようですね。
ローソン「あらびきウインナー」162円（税込）実食レポ
スモークの豊かな香りとジューシー感が特徴のあらびきウインナーです。豚肉のみ使用。要冷蔵品。
1袋当たり360kcal・たんぱく質9.8g・脂質32.8g・炭水化物6.5g・食塩相当量2.1gです。
他2社のあらびきウインナーよりも長さがあるのが特徴的です。
皮の歯切れがよく、あらびきウインナー自体もあっさりしています。スモーキーさはほとんどありません。
湯せん調理時でもフライパン調理時でもあっさり感は変わりません。良い意味であっさりした味わいですので、他の食材とも合わせやすそうです。
ネット上では「無難な味」や「クセがなくて食べやすい」といった声が出ています。
食感と豚肉の旨味を重視するなら、セブン-イレブン「あらびきウインナー」がおすすめ
コンビニ各社ともにクオリティの高いあらびきウインナー。
ファミリーマート「あらびきウインナー」は、ポリっとした心地よい食感とほどよくスパイシーな味わいでやみつきになります。一方、ローソン「あらびきウインナー」は、あっさりした味わいで他食材とも合わせやすい一品です。
そして、セブン-イレブン「あらびきウインナー」は、皮がパリッっと感に豚肉の旨味も加わり、食感と豚肉の旨味を重視したい人におすすめです。
みなさんもお気に入りのコンビニ「あらびきウインナー」を探してみてくださいね。
筆者：グルメライター 相場 一花
飲食チェーン店のメニューを年間100食以上食べ比べる、飲食チェーン店お持ち帰りマニア。コンビニや話題のグルメショップにも足を運んでいます。
