相手にことごとく反論されてやる気が削がれた出来事について描いた漫画「人のやる気を削ぐ天才」が、Instagramで600以上のいいねを集めて話題となっています。
ある人に、気になっていた美容アイテムについて話した作者。すると「今からそんなことやって、将来どうするの？」などといった否定的な言葉ばかり返されてしまいました。価値観の違う相手に話したのが間違いだった、と後悔した作者でしたが…。読者からは、「あるあるです！」「そういう人からは距離を置くスキルが大切」「人のやる気はできれば応援してほしいですよね」などの声が上がっています。
相手との会話でモヤッとしたらすぐに話題を変える
この漫画を描いたのは、ブロガーのみくるべさんです。Instagramやブログ「みくるべブログ」などで漫画を発表しています。みくるべさんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.今回、漫画「人のやる気を削ぐ天才」を描いたきっかけを教えてください。
みくるべさん「今回の作品を通じて、皆さんも似たような経験があるのかについて知りたかったからです。日常会話の中で『なんでそんなことを言うの？』と思うシーンが多々あったので」
Q.相手が「なぜ、何でも反論するのか」について、考えたことはありますか。
みくるべさん「私はそこまで深く考えたことはありませんが、読者から『独自のルールが完成しているから、親切心で注意しているかも？』『本当は自分もやりたいけれど、物理的に難しかったり、一歩踏み出せなくて他者を巻き込もうとしたりしているのでは？』などのコメントを頂き、いろいろと考えさせられましたね」
Q.価値観が合わない人との接し方で、気を付けていることや、心掛けていることはありますか。
みくるべさん「私はすぐ感情的になる性格なのでなかなかうまくいきませんが、できるだけ私の価値観で相手を否定しようとはせず、『モヤッと』した気持ちになったらすぐに話題を変えようと努めますね。自分を守ると同時に、相手を同じ気持ちにさせないためにも」
Q.どうしても価値観が合わない人と接しなければならないとき、その後のリフレッシュ方法はどうしていますか。
みくるべさん「自分の世界にひきこもったり、漫画のネタにして昇華したりします。『せっかくやる気になっているんだから、そこは応援してくださいよ～！』という返し方を教えてくださった読者の人もいて、『なるほど』と思ったと同時に、かわいらしいなとも思いました」
Q.漫画「人のやる気を削ぐ天才」について、どのような意見が寄せられていますか。
みくるべさん「『いるいる、こういう人』『私なら話し掛けないリストに入れます』『できるだけ距離を取りたいですね』など、共感の意見をたくさん頂きました。『自分も同じように相手を否定してしまっているかもしれない。今後は気を付けよう』と振り返るきっかけにもなったので、今回の漫画を描いてよかったです」
オトナンサー編集部
